ＰＨＰビジネス新書 「正しい失敗」の法則

堀 紘一【著】

ＰＨＰ研究所（2012/04発売）

• サイズ 新書判／ページ数 251p／高さ 18cm
• 商品コード 9784569802923
• NDC分類 336.04
• Cコード C1234

出版社内容情報

「自分なんてこの程度」が音を立てて崩れ去る！　酸いも甘いも噛み分けたコンサルタントの失敗学で、自分の可能性の大きさを知ろう！

【著者紹介】
ドリームインキュベータ代表

内容説明

「もっと違う仕事がしたかった」「毎日が充実していない」「１０年後の自分が想像つかない」…。２０代、３０代ビジネスパーソンが感じている不安や悩みに直接答える本。「まずなくすべきは残業」「コンサル流・仕事を面白くする工夫の仕方」「鍛錬のために恋をせよ」等、ユニークな実践的アドバイスも満載。大逆転の成功ルール２３。

目次

第１章　今の自分に満足しているか？（君は「これがいい」のか「これでいい」のか；「あの時ああしておけば…」を打ち壊す；「稼ぎ」のライフプラン；一日の時間の使い方を考える）
第２章　思い込みにまみれていないか？（受験コンプレックスがあるか；学びに遅すぎることはない；人との出会いは残業一〇〇時間にも勝る；海を渡る必要性；読書かＯＪＴか）
第３章　その悩みは解決不可能か？（現職への悩み；私の転職遍歴；起業を決意して計算したリスク；君はプライドを捨てることができるのか）
第４章　人生最大の失敗は？（金とは何か；失敗を繰り返すのがコンサルタント；今だから話せる失敗談；失敗しても失ってはいけないもの）
第５章　今、一番やりたいことは何か？（「今」という時代の特徴；恥こそ学び；女性たちよ、大志を抱け；「自分の意見」の作り方；それでも挑戦してみよう；失敗から学ぶ技術）

著者等紹介

堀紘一［ホリコウイチ］
ドリームインキュベータ代表取締役会長。１９４５年兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業後、読売新聞経済部を経て、７３年から三菱商事に勤務。ハーバード・ビジネススクールでＭＢＡ　ｗｉｔｈ　Ｈｉｇｈ　Ｄｉｓｔｉｎｃｔｉｏｎ（Ｂａｋｅｒ　Ｓｃｈｏｌａｒ）を取得後、ボストンコンサルティンググループ入社。８９年より同社代表取締役社長。その後、２０００年にベンチャー企業の支援・コンサルティングを行なうドリームインキュベータを設立、代表取締役社長に就任。０６年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

若い人にどんどん挑戦していってほしいと言う著者の熱意が伝わった。しかし時代も違うので単純に著者の経験則だけではダメかもと疑いながら読んだ。

2017/09/17

[薦渕雅春]

再読。最初 いつ読んだのかは忘れたが、5年ほど前に出版された本。本来は 20代、30代とかの若い世代をターゲットにした著者だとは思うが、50歳を超えて読んでも為になる、共感出来る事が多い。そのバックボーンには ボストンコンサルティングで活躍し、社長にまでなっていながらも 55歳でドリームインキュベータを設立し株式上場まで成し遂げた実績・経験があるからか！ビジネスでいちばん大事なことは、何が問題なのかを考えることだ。方法論を学ぶことではなく、何が問題かということを常に考える思考力を養うことが重要なのだ、と。

2017/11/29

[中島直人]

堀紘一さんの人生教訓譚といったところ。密度は薄く、エピソード多めで非常に読み易い。参考になるし、響くところも多い。良かった。印象に残ったのは下記。

2016/03/21

[haru]

★3/5 多くの人に会って意見をぶつける。もっと違いを楽しめるようにならないとな。（文庫23/新書28）

2015/10/03

[キリ]

結局ビジネス書の結論て「四の五の言わずにやれ」なんだよなあ、マジで。

2015/08/11