出版社内容情報
透明人間は実在できる? 空気の重さはどれくらい? 氷が手にくっつくのはなぜ? 身近な話題を入り口に楽しく物理がわかる一冊。
【著者紹介】
法政大学生命科学部教授
内容説明
もしあなたが透明人間になったら、私たちには見えない光、超高温と超低温、人類は永久機関を夢見る…思わず徹夜してしまうミステリアスな物理のはなし。
目次
1 面白くてとまらない物理(完全に真っ暗な部屋でも周りは見える?;もしあなたが透明人間になったら;プリズム・光線・光の屈折 ほか)
2 思わず話したくなる物理(五円玉を熱すると穴はどうなる?;私たちは「空気の着物」を着ている;一キロ食べると体重はどうなる? ほか)
3 読みだすと眠れなくなる物理(地球を貫通する穴にボールを落とすと?;静電気と動電気;タンクローリー車の鎖は無意味 ほか)
著者等紹介
左巻健男[サマキタケオ]
法政大学生命科学部環境応用化学科教授。1949年生まれ。栃木県出身。千葉大学教育学部卒業。東京学芸大学大学院修士課程修了(物理化学・科学教育)。中学・高校の教諭を26年間務めた後、京都工芸繊維大学アドミッションセンター教授を経て2004年から同志社女子大学教授。2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へロム
47
物理は苦手ですが、分かりやすく、面白い本がないかと思っている時に図書館で出会った本です。簡単な内容ではありませんが、物理への関心は高まりました。2013/04/07
mura_ユル活動
35
子供が物理に興味を持ちだしたので、図書館で簡単そうな本を借りた。恥ずかしいけど、「質量と重さの違い」を聞かれ説明できなかった。本書の内容は小学生には難しい。久々に物理を勉強した感じ。原理原則は楽しいケド、計算式出てくると、・・・思い出してきた~っ、苦手意識よみがえる。重力、遠心力、浮力、・・・、密度・・・やはり計算が。「なぜ・・・か」は楽しいから大丈夫。抵抗感ない。何故、無重量状態になるか?なるほど、「第一宇宙速度」が関係。永久機関「フリエネ」、夢のような機関。わくわくしたけど実現できないそう。残念。2013/07/19
たち
34
内容はそれ程難しくないです。なので、少し物足りない感じです。ただ、小学生高学年くらいのお子さんの自由研究にぴったりな実験のヒントが載っています。そのくらいの子供が家にいたら、一緒にやって楽しいだろうなぁと、思いました。2020/10/03
そら
25
高校で物理を習っていれば、先生が教えてくれる範囲内の内容。とはいえ忘れていた事も多く、良い勉強になったかな。このシリーズ、他の科目も読みたいって思うけど、読むとちょっと物足りなかったりする。。でも、きっと読むんだけどね(^^♪。知識欲で?。2018/06/22
かいゆう
21
まず、表紙の『Q.北極と南極を貫通する穴を開けてボールを落とすとどうなる?』という問いで、この本は面白そうだとワクワクしました。身近に起こっていることのどれもが物理なんですね〜。当たり前の自然の現象もちゃんと科学的に説明ができるんですね。初めから最後まで「ほぉ〜、ほぉ〜そういうことなんだ〜」と言いながら読みました。どうして今までこういう事に興味なかったんだろう?科学が面白い事に気付けてよかったです。ちょっと難しいところもあるけれど、『理科』に続き、こちらも息子行き決定です!2015/05/31