出版社内容情報
「無意味な指示ならサボればいい」「モチベーションなんかいらない」――恵まれない身体で名勝負を演じてきた「IQレスラー」の頭脳。
【著者紹介】
プロレスラー、総合格闘家
内容説明
「IQレスラー」―並みいる強豪外国人を、想像を超えるトリッキーな動きと技で倒してきた彼を人はこう称える。頭の中ではどれほど深く考えているのか?じつは根底にあるのは、シンプルで自然な願望だった。「もっと強くなりたい」。その目的達成のためにこそ彼は真剣に楽しさを追求し、おもしろい試合にこだわりつづける。「余分な気合いやモチベーションはいらない」「言われたことはやらない」「勝てばいいというものではない」。考え込むのではなく、頭の使いどころを身につける。無用な常識など、こうして破れ。
目次
第1章 他人の道筋をなぞっても意味はない(ドロップアウトが必要だった;闘いに怒りはいらない)
第2章 常識を破る(言われたことをやるんじゃない;枠組みにとらわれるな;人間関係に公式ルールはない;体裁に気をとられるな;勝てばいいというものではない)
第3章 目的を単純化する(なぜいまも闘いつづけるのか;目的のために判断する)
第4章 意味のないことはやらない(体育会系の理不尽;自然に反応することの大切さ)
第5章 考えずに、頭を使う(相手のことは考えても意味がない;考えるだけでは何もできない;気持ちより、考えるより、頭を使え)
第6章 プロである以上(「強さ」と「勝つ」のあいだ;「強さ」と「魅せる」のあいだ;格闘技もサービス業)
第7章 自分に価値をつける(自分を商品ととらえる;名前を売る;好きなことを真剣に)
著者等紹介
桜庭和志[サクラバカズシ]
1969年7月14日秋田県生まれ。総合格闘家。高校時代からアマチュアレスリングを始め、中央大学進学後もレスリング部に在籍。92年に大学を中退してプロレス団体UWFインターナショナルに入門。その解散後にはキングダムへと移籍する。97年に総合格闘技イベントUFC Japanのヘビー級トーナメントで日本人として初優勝。98年に高田道場所属となり、総合格闘技イベントPRIDEに参戦。当時、日本人ではだれも勝つことができなかったグレイシー一族(ホイラー、ホイス、ヘンゾ、ハイアン)を次々と撃破したことから「グレイシーハンター」の異名をとり、総合格闘技の興隆に大きく貢献(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
文章で飯を食う
アルカリオン
bittersweet symphony
丸坊主