出版社内容情報
身体に絵を描き人を癒す彩絵医術、その才を忌み嫌われた小鈴は独り嵐南国へ渡る。
しかし第二皇子・夏涼に能力を知られ、彼の寵妃に!
「これからよろしく。愛おしい我が妃」
小鈴の力を切り札に皇太子の座を狙う――不敵に笑う夏涼が見せるのは、国を憂う為政者の顔。
そんな時、皇位を争う兄皇子・黄準の罠が!?
「ずっと普通に憧れて生きてきた、でも今は……」
嘘と秘密で染まった後宮で知る真心の色。恋が彩る後宮絵巻!
内容説明
身体に絵を描き人を癒す彩絵医術、その才を忌み嫌われた小鈴は独り嵐南国へ渡る。しかし第二皇子・夏涼に能力を知られ、彼の寵妃に!「これからよろしく。愛おしい我が妃」小鈴の力を切り札に皇太子の座を狙う―不敵に笑う夏涼が見せるのは、国を憂う為政者の顔。そんな時、皇位を争う兄皇子・黄準の罠が!?「ずっと普通に憧れて生きてきた、でも今は…」嘘と秘密で染まった後宮で知る真心の色。恋が彩る後宮絵巻!
著者等紹介
たちばな立花[タチバナリッカ]
北海道出身。第18回角川ビーンズ小説大賞にて奨励賞・読者賞を受賞。『世界で一番甘い毒 竜王と花嫁、まやかしの恋』(受賞作・改題改稿)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
史
3
中華ファンタジー、後宮物語。にしては少し軽さが引っかかってしまうものの、しかしそこまでの重さが必ずしもなければならないと言うわけでもないのがファンタジーの良さでございましょう。土台にある美女と野獣というか、遠ざけられた少女と王子様は王道で、そこの物語が重要であり、背景の薄さはあまり関係ないのかなと。マスコットもいて、そういう緩さを楽しめるのであれば、中々良いものだなあと思いますね。こういう楽しい作品は好きですねえ。2022/01/21
シャルル
2
金の瞳をもつがゆえに迫害されてきた小鈴が、新天地「嵐南国」で訳あり第二皇子・夏涼の寵妃になり、後宮内の騒動に巻き込まれつつも、陰気を操る彩絵術を駆使して、皇子との絆を深めていく後宮ラブファンタジー。 世界観やストーリーがしっかりしてるし、恋愛部分はニヤニヤできるし、金色の瞳の封印が解ける理由もギミックがあって面白いし、絵もキャラを引き立てるイラストになってるし、緩急がついた話で満足がいく一冊。 マスコットキャラの子パンダ、碁石も可愛い。 次回作も期待。2022/01/31
くまくま
2
癒し要員の碁石2022/01/08
菊地
1
パンダがかわいい。ぱんだー。2021/11/11
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