日本の大戦略(グランド・ストラテジー)―歴史的パワーシフトをどう乗り切るか

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  • サイズ B6判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569802220
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

これまで世界を牽引してきた日米欧の低調が著しく、しかも新興国も安定していない。ますます混沌していく世界の中での日本の戦略を問う。

【著者紹介】
東京大学名誉教授

内容説明

明治維新から第二次世界大戦、列強に肩を並べようとした第1のサイクル。戦後復興から経済敗戦、ひたすら経済大国を目指した第2のサイクル。そして今、「先進国/新興国複合体」からの挑戦をうける日本。「世界第2位の経済大国」に代わる次世代日本の方針を大胆に提言。

目次

1 グランド・ストラテジーの考え方(グランド・ストラテジーと国家のライフサイクル)
2 国際社会の「大変動」と21世紀型主権国家システム(グローバル化の加速と変調;国際社会の拡大と国際安全保障;超長期の力の移行;先進国/新興国(ポスト・モダン/モダン)複合体の生成)
3 アジア太平洋―日本をめぐる地域(アジア太平洋における経済秩序;アジア太平洋における安全保障秩序)
提言 「先進的安定化勢力・日本」のグランド・ストラテジー

著者等紹介

山本吉宣[ヤマモトヨシノブ]
PHP総研研究顧問・東京大学名誉教授。1943年神奈川県生まれ。東京大学教養学部卒。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。米国ミシガン大学大学院政治学研究科留学(フルブライト留学生)、博士号取得。埼玉大学教養学部専任講師、助教授、教授、東京大学大学院総合文化研究科教授、青山学院大学国際政治経済学部教授を経て、現職。2007年、『「帝国」の国際政治学』(東信堂)で第8回読売・吉野作造賞受賞

納家政嗣[ナヤマサツグ]
青山学院大学教授。1946年秋田県生まれ。1969年上智大学経済学部卒。1982年上智大学大学院外国語学研究科国際関係論専攻博士後期課程単位取得退学。青山学院大学国際政治経済学部教授、一橋大学名誉教授。専門は国際政治、安全保障論。日本国際政治学会理事、国際法学会理事を歴任

井上寿一[イノウエトシカズ]
学習院大学教授。1956年東京都生まれ。1981年一橋大学社会学部卒。1986年同大学院法学研究科博士課程単位取得退学。同年一橋大学助手。1989年学習院大学法学部助教授。1993年同教授。2005年法学部長等を歴任。2011年、第12回正論新風賞受賞

神谷万丈[カミヤマタケ]
防衛大学校教授。1961年京都府生まれ。1985年東京大学教養学部教養学科卒業後、米国コロンビア大学大学院政治学研究科に留学(フルブライト留学生)、1988年同修士課程修了。1992年同博士課程を中退し防衛大学校助手に就任。同講師、助教授を経て、防衛大学校総合安全保障研究科・国際関係学科教授、国際安全保障学会理事。ニュージーランド戦略研究所特別招聘研究員などを歴任

金子将史[カネコマサフミ]
PHP総研主席研究員兼国際戦略研究センター長。1970年広島県生まれ。1993年東京大学文学部卒。1995年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。2001年、英国ロンドン大学キングスカレッジMA in War Studies修了。(財)松下政経塾塾生(第19期)、米国モントレー研究所不拡散研究所客員研究員等を経て、2004年PHP総合研究所(現・PHP研究所)入社。2010年10月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Studies

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著者が超一流。内容もよく、なぜこれがあまり売れないかが不思議。2017/11/13

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