出版社内容情報
「武人」としての面に注目すると共に、後白河院や源氏・平家等との関係を検証していくことで、新たな西行像を浮かび上がらせる意欲作。
【著者紹介】
作家
内容説明
武に秀で政治に関わり恋に苦悩した男―西行の真実の生涯。
目次
第1章 武人・西行(武芸の達人;武のエリート)
第2章 恋の人・西行(恋・戦さ・旅の歌;出家の謎)
第3章 政治と西行(崇徳院;平家;後白河院)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
52
出家の理由を恋としてしまわない点など共感できる内容だった。西行の歌の普遍性についての説明に吉田拓郎や井上陽水が出てきたのには驚いたが興味深かった。2020/06/06
kiho
5
西行の人間味ある一面が垣間見える☆出家しながらも俗世への思いがあった…それを知ると歴史上の人物としてのイメージも少々変わってくるような…。2013/12/23
月照彦
2
23歳で出家、だが元々は武士だったという西行を、出家後も武人という角度から書き綴り、恋にも悩み苦しみ、俗の断ち切れなさが伝わってきます。2012/09/15
kinaba
0
ちょっと強引に妄想を炸裂させている感もあるけどしかし、武士としての西行を見ようという視点がおもしろい2017/12/07
Ryuji
0
★★★