出版社内容情報
高齢者に「うつ病」患者が多いのはご存知か? 健康、お金、家族、生きがい、喪失感……。老後のイライラと上手に付き合う生き方とは。
【著者紹介】
聖路加国際病院精神腫瘍科医長
内容説明
病気、お金、介護、孤独、家族、生きがい…「楽しい老い方」「つらい老い方」、選ぶのはあなた自身。心と身体の専門医が“老後のイライラ”と要領よく向き合うための方法を解説。
目次
第1章 老後に特有のストレスとは?
第2章 人間関係のイライラを解消するには?
第3章 心の不安とどう向き合うか?
第4章 身体の心配をどう軽くするか?
第5章 お金の悩みは深刻だけれど…
第6章 老いを忘れさせる生きがいづくり
著者等紹介
保坂隆[ホサカタカシ]
1952年山梨県生まれ。聖路加国際病院精神腫瘍科医長、聖路加看護大学臨床教授。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。1993年東海大学医学部講師、2003年より同大学医学部教授を経て、2010年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
19
団塊の世代としては参考になる内容である。現役時代は「受動的」な生活であったが、リタイヤ後は「主導的」、自分で選択する必要がる。自由な時間が多い分、平坦な毎日に陥りやすいことは確かである。筆者は趣味も多くもつことを勧めてる、競いあうのではなく好きなことを好きなように…。又日常の生活も不規則にならずリズムをつけることが大切には納得。2012/11/05
のりたま
3
うちの親父殿が1日家でゴロゴロして、四六時中イライラし、朝からでも昼からでも缶ビールを何本も空けてしまうので、何か対応策が書かれていればと読んでみた。実際のところ、うちの状況までなってしまうと本書の取り扱い範囲外のようで…。本書の内容は、これから定年後の老後生活を始める人に充実した生活を送るヒントが書かれている感じだった。充実した老後生活には、そうした生活を送ろうという意識が大切らしい。うちの親父殿にはどうやったらそんな意識を持って貰えるんだろう?2012/08/14
nari
0
定年退職した直後の「まだまだ若い」老後の方々に向けた内容といった感じ。寿命が延びてもその分ただ老後が長くなるだけなら、イライラも積もるんだろうなと、いずれわが身も向かう老後を憂えたりも。2015/11/10
-
- 和書
- 山口昌男山脈 〈第1号〉