出版社内容情報
百年に一度というべき大相撲の大変革期に何が起こっているのか? 数々の事件の深層と現代力士たちの奮闘を深い愛情を込めて語る。
【著者紹介】
文芸評論家
内容説明
百年に一度というべき大相撲の大変革期に、いったい何が起こっているのか?朝青龍のヒール人気のすさまじさ。時津風部屋新人力士死亡事件の醜悪さ。大麻問題、八百長問題の本質。当日枡席の醍醐味。そして白鵬、稀勢の里への期待―。幼少の頃から相撲に親しみ、二十一世紀に入ってどっぷりと大相撲にのめり込んでいった著者が、現代力士たちの奮闘を、深い愛情を込めて語る。専門家やジャーナリストがけっして書けなかったことを論じ、メディア報道のデタラメさ加減に苦言も呈する、画期的な大相撲論。
目次
「大相撲」と「プロ野球」が終わりゆくマゾヒスティックな快感
空席と季節感
幕下の幕内以上に味わい深い世界を知る
なぜ時津風部屋事件は起きたのか
大阪府立体育会館で私は二日続けて座布団が飛び交う姿を見た
相撲のおかげ
朝青龍問題について知っておくべきこと
時津風部屋問題について
白露山と露鵬のこと
六本木に向かうグルジアの力士とロシアの力士〔ほか〕
著者等紹介
坪内祐三[ツボウチユウゾウ]
1958年(昭和33年)東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了。月刊誌『東京人』の編集者を経て文芸評論家に。『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り』(マガジンハウス)で第17回講談社エッセイ賞受賞。文芸誌『en‐taxi』の編集同人を創刊以来務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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