出版社内容情報
幕末の日本ではじめての洋式高炉をつくり、出銑を成功させた大島高任。日本近代産業の父である。大島の波乱に満ちた人生を小説化。
【著者紹介】
作家
内容説明
安政4年(1857)、日本の近代製鉄は岩手・釜石で産声をあげた。幕末、日本の近代化を推進するのは鉄だとはっきりと見定め、その出銑にすべてを懸けた男。決断力と行動力あふれる産業人の姿を克明に活写した力作評伝小説。
目次
マグネートエーセル・ステーン
南部藩奥医師並
周禎修業
坪井信道塾『日習堂』
長崎、運命の蘭書
藩鉄砲方
伊東玄朴の象先堂
海防
水戸の反射炉築造
高炉への挑戦〔ほか〕
著者等紹介
半澤周三[ハンザワシュウゾウ]
1936年1月、岩手県釜石市生まれ。新日鐵・釜石製鐵所で広報担当。社内報かまいしの編集、百年史「炎と共に」の編纂を担当、総合史、同所の労組組合三〇年史を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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