出版社内容情報
都心の湾岸地区にウイルスの猛威が襲い掛かる!! 世界との距離が近くなった現代日本に、警鐘を鳴らす本格ディザスターコミック!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
25
絶対この作家さんくると思うww負けないぞ~笑2016/08/28
角
6
パンデミックものの傑作。登場人物が、脇役にいたるまでその人の人生を感じさせるようにできていて、しかも容赦なく、もぎ取るように病気に命を奪われていく。その悲観的でもなく、楽観的でもなく、冷徹な容赦なさ。主人公は病気、ウィルスそのものと言えるだろう。病気は、善悪とは違う地平で戦わねばならない、そんな当たり前のことが重く仮借なく心にのしかかってくる。2019/04/14
nas
4
「リウーを待ちながら」のプロトタイプと言っていいのかな、まさにそんな感じの作品ではあるんだけどリウーがリバイバルって言った方が正しいのか。面白いんだけど、ちょっと媒体が特殊みたいでbookliveで買ったら画質が残念な感じだった。オリジナルの配布サイトで買ったらまた違うのかもしれないけど多分電子系の奴は全部このタイプな気がするなぁ2020/12/14
ゆうひ
4
医療ミステリーの秀作。本屋にもネットにもなくてやむなく中古で。漫画はとても良いのもすぐ絶版になってしまう。ちゃんと新刊で買って売り上げに貢献したいのに…ごめんなさい…でもやっぱり紙で持ってたい。この作者さん、追いかけよ。2018/10/10
HK
4
大傑作。感染症流行の恐ろしさを十全に描きながらも、パニックムービー的な展開にはならず、コントロールできない感染症に「ベストを尽くす」医療者の姿を誠実に描く。ご都合主義的な筋立てにはならず、助けられない人間は助けられないという悲壮な物語だが、同時にそれに立ち向かう人の意志と静かな希望も示される。パンデミックをテーマにしたマンガとしてはいまのところ生涯ベスト。2014/03/22
-
- 和書
- 日本語科学 〈17〉