出版社内容情報
気がつけば家の中がモノであふれている、わずらわしい人間関係、なぜか追ってくる時間……。人生の後半こそ、しがらみから解放されよう。
【著者紹介】
東海大学医学部教授
内容説明
こだわりやしがらみ、お金…思い切って肩の荷を下ろそう!本当に大事なものを見極めるヒント。
目次
第1章 イライラせずに過ごすための心構え
第2章 身辺を整理すると心もすっきり
第3章 無駄なエネルギーを使わない生き方
第4章 大事な人とだけ向き合う、心和らぐ生き方
第5章 「ほど」を知って楽しみ上手になる
第6章 シンプルに心を澄ませて生きる
著者等紹介
保坂隆[ホサカタカシ]
1952年山梨県生まれ。聖路加国際病院精神腫瘍科医長、聖路加看護大学臨床教授。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。93年東海大学医学部講師、2003年より同大学医学部教授を経て、10年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BluePlanet
4
★★★★✩ 2011年12月29日発行。人間にとって本当に大事なものは何か、本当に満たしてくれるものは何かを改めて考えさせてくれる本。今の慌ただしい世の中にあって、いろんな気づきを頂ける本です。第1章「イライラせずに過ごすための心構え」、第2章「身辺を整理すると心もすっきり」、第3章「無駄なエネルギーを使わない生き方」、第4章「大事な人だけと向き合う、心和らぐ生き方」、第5章「『ほど』を知って楽しみ上手になる」、第6章「シンプルに心を澄ませて生きる」。これからの生き方の大きなヒントを得られました。2013/12/29
ひめぴょん
3
精神腫瘍科の医師。表紙やタイトルからは高齢者対象と分かりませんが、高齢者に向けた生き方指南書でした。「はじめに」失うまで、大事なものに気づかないことが多い。→言い古された言葉ですが、忘れがち。第1章 イライラせずに過ごすための心構え。本当にしたいこと、欲しいものだけを見つめて生きていく。→ただ、どうしても人間関係を含め、断捨離は難しいこともあります。無音や沈黙の時間を味わう。→我が家では、夫が起床後彼が出勤するまでの間、リビングにいてもいなくても「聴いている!」と主張してラジオをつけっ放し。本当に耳を傾け2020/09/25
けちゃ
3
「シンプルに生きる」という言葉にひかれて読んだ本。読んでいるうちに、穏やかな気持ちになれます。でも私の場合は「ゆたかに、シンプルに」というよりも「丁寧に、シンプルに」が理想かな。2013/11/12
ちいくま
2
この手の内容もゴマンと読んでるはずだけど。内容に大きな違いがないはずだけど。語り口が優しくて、心地よく読み進められる本でした。押し付けがましいところが無くて「片づけなくちゃ」と急かされない。2016/02/17
まったりーの
1
物があり過ぎる時代だからこそ、生活の場面一つ一つの取捨選択を大切にしなきゃいけないのかもしれない。物や時間や命との付き合い方を、時々見直してみたいと思った。 2012/06/24