PHP新書<br> やすらかな死を迎えるためにしておくべきこと―リビング・ウィルのすすめ

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やすらかな死を迎えるためにしておくべきこと―リビング・ウィルのすすめ

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  • サイズ 新書判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569800516
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0236

出版社内容情報

大病にならず、無駄な延命治療をしないために。がんの権威が大病を防ぐ習慣と、予め記す「意思表明書」が絶対に必要であることを説く。

【著者紹介】
愛知県がんセンター名誉総長

内容説明

老後を元気に生きてやすらかに死ぬために大切なことは、まず糖尿病やアルツハイマー病、がんや心臓疾患など苦しい病を遠ざけること。そして倒れてしまった後の無駄な延命治療を阻止するために、リビング・ウィル(「終末期の医療・ケアについての意思表明書」)を書き残すことである。家族に意向を伝えていもリビング・ウィルがなければ、チューブや器械を体につなぎ、国の医療費を浪費する治療を受ける可能性がある。極めて重要なリビング・ウィルと病を防ぐ習慣について、愛知県がんセンター名誉総長が易しく語る。

目次

第1章 老いにそなえる科学
第2章 死ぬとはどういうことか
第3章 ピン・ピン・コロリ願望
第4章 延命治療の中止をめぐる事件
第5章 やすらかな死を迎えるためにしておくべきこと
第6章 リビング・ウィルの書き方

著者等紹介

大野竜三[オオノリュウゾウ]
1940年岐阜県中津川市生まれ。名古屋大学医学部卒業。聖路加国際病院、MDアンダソンがんセンター、浜松医療センター、名古屋大学医学部内科講師・助教授、浜松医科大学第三内科教授、愛知県がんセンター病院長、同総長、愛知淑徳大学医療福祉学部教授を経て、愛知県がんセンター名誉総長。第20期日本学術会議会員。中日文化賞、東海テレビ文化賞、MDアンダソンがんセンター最優秀同窓生賞など受賞。医学博士。専門は白血病などのがんの薬物療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりにゃ

6
親の終活につきあって、読む。ピンピンコロリは理想だが、どのような最期が、どのような順番で家族に訪れるかは、天のみぞ知ること。「終末医療ケアについての意思表明書」60歳前の世代でも、有効だと良いのに。2019/08/29

Wyoshi

1
人間としての尊厳が全く無視されているのが、今の老人看護。この本では尊厳死をどのようにして迎えるかを医療の面から教えてくれている。主に無駄な延命処置をどのように避けるのか、という問題だが、老人問題の奥は深い。延命措置だけではなく、今後急増する老人人口に合わせて様々な問題が浮上するだろう。自分としては安楽死という観点からも考えなければならない時代が来ていると思っている。2012/02/22

askmt

0
ただ生きているために生きていたくはないよなぁ。リビングウィルね、頭の隅に置いておこう。2014/11/25

Sana

0
大野先生、好きです。前半は、自分の知識の範囲内でしたが、後半は、とても役にたちました。年齢に関係なく、誰しも必ず経験しなくちゃならないことなので、知っておきたい。とくに、リビング・ウィルは大切だと思う。2014/03/19

ノメ

0
延命はしないでくれといえない状態のために必要なものは・・・2012/02/03

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