出版社内容情報
松永久秀、織田信長さえも罠に嵌めた伊賀者・遠山太兵衛。常に陰の存在として乱世を生きた忍者の活躍を痛快に描いた時代小説の傑作!
【著者紹介】
作家
内容説明
手練の忍術を遣い、乱世の影に生きた伊賀者・遠山太兵衛―。遙か遠方を見直す「天眼通」、人の心を読む「他心通」など、人間離れした技を持ちながら、主君を求めず、野心を持たない。他の認者集団との死闘、戦国武将を陥れる危機一髪の作戦など、緊迫の展開から眼を離せない、戦国忍者エンターテインメント。
著者等紹介
津本陽[ツモトヨウ]
1929年、和歌山市生まれ。東北大学法学部卒業後、サラリーマン生活を経て、小説家を志す。1978年、『深重の海』で直木賞受賞。1995年、『夢のまた夢』で吉川英治文学賞受賞。2005年、菊池寛賞受賞。1997年、紫綬褒章受章。2003年、旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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