会社は家族、社長は親

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569799438
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

出版社内容情報

障がい者、高齢者を積極登用し、成長している数々の会社を紹介。各社に共通する経営哲学とマネジメントを、話題の2人が熱く語る!

【著者紹介】
法政大学大学院政策創造研究科

内容説明

障がい者・引きこもりも戦力にする「究極の適材適所」。「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」受賞企業の、働きがいを高めた感動的エピソードを満載。

目次

第1章 「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の会社のすごさ(大賞設立の経緯;就労環境をオープンにする意義 ほか)
第2章 障がい者は会社の戦力にできる(アイエスエフネットが十大雇用を始めた理由;雇用の受け皿として会社をつくった経営者たち ほか)
第3章 高齢者・女性の活用が企業戦略のカギを握る(高齢者を大切にする会社は業績も高い;社員の定年時期を決めてはいけない ほか)
第4章 「社員は家族」というマネジメント(赤字でもリストラはしない;社員とその家族の幸せに軸足を置く ほか)

著者等紹介

坂本光司[サカモトコウジ]
1947年、静岡県焼津市(旧大井川町)生まれ。1970年、法政大学経営学部卒業。公共産業支援機関指導調査課長、浜松大学教授、静岡文化芸術大学教授などを経て、法政大学大学院政策創造研究科教授、および同大学院静岡サテライトキャンパス長。専門は中小企業経営論、地域経済論、福祉産業論。産業支援施設助成審査委員会(経済産業省)委員長、価値ある中小企業に関する研究会(関東経済産業局)焼津市・牧之原市・菊川市等の行財政改革審議会会長、NPO法人オールしずおかベストコミュニティ理事長など、多くの公識を務める

渡邉幸義[ワタナベユキヨシ]
1963年、静岡県沼津市生まれ。武蔵工業大学機械工学科(現・東京都市大学)を卒業後、日本ディジタルイクイップメント株式会社(現・日本ヒューレット・パッカード株式会社)入社。2000年1月、社員数4名でITサービスカンパニーである株式会社アイエスエフネットを創業し、代表取締役に就任。雇用の創造を大義に掲げ、十大雇用のスローガンのもとにニート・フリーター、障がい者、育児や介護従事者、引きこもり、シニア、ボーダーライン(軽度な障がいで障がい者手帳を不所持の方)、DV被害者、難民、ホームレス、その他就労困難者の雇用に積極的に取り組みつつ、利益を上げ続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

越部社長

2
「企業経営とは『社員とその家族』『下請け会社社員とその家族』『顧客』『障害者や高齢者等地域住民』『出資者・支援者』の5人の人々の幸福を実現するための活動である。」という言葉など、読むほどに目から鱗が落ちる気がした。理想主義で、きれいごとを言っているなという部分も無くはないが、そういって切り捨ててしまうのは経営者にとっては簡単なこと。現にそういう経営を実現し利益を拡大している人たちがいるのなら、ここで提唱されている理念をどうすれば自らの会社に適用できるか、全ての経営者に考えてもらいたい。2012/04/30

papasan

0
素晴らしい考え方とともに実践も行っているという渡邉氏には敬服する。企業というものは利益を追求するものという考えが当たり前になっているが、利益を出すのは結果に過ぎず、目的は従業員の幸せなのだという考えは多くの起業家が念頭に置いていたことだと思う。ただ、実際に利益を生み出していく流れにおいて、いつの間にか当初の理念を徐々に逸脱して、営利目的に会社を経営するという人も多いのではないか。今後も本書の内容を実践して幸せな社員を産み続けていっていただきたい。決して活字にしただけではないと信じている。2014/02/10

駿ばぱ

0
経営のあり方についてはいろいろな本がでておりますが、ステークホルダーとどう向き合うかが重要なんだな〜とこの本を読んで痛感した。このところ赤字決算の見込みをだしている企業が多い。その理由も円高だの周囲の環境のせいにしている向きもあり、その対策のためにその環境をもっと悪くする方針をだしている企業も多々ある。いったい会社は誰のためにあるのか、真剣に考えて行かないと、不幸なひとが増えて行くだけなんだと思いました。2012/02/08

まるぽー

0
昨年まで人事を担当してきて、組織の不条理や働く側の人間のずるさを目の当たりにしてきた。そんな中で、こんなきれい事が社会の中で成り立つのかという疑問から本書を手にとった。実在する企業の取組みであること、また、著者の1人がそれを実践している社長であることから、認めないわけにはいかないと思った。精神疾患については現代型うつ病等個人的に受容できない部分もあり、100%飲み込めたとはいい難いが、これまでの考え方を改めていかなければならないと猛省した。自分は経営者でも管理職でもないが、まずは自分が変わらなければ!2012/01/22

ドル箱

0
大変、干渉に関り考えさせられたり、涙有る経営コンサルタント小説でした。私自身も大手中堅ブランドに勤めておりますが、この本を経営トップ陣に読ませたいくらいの衝動に駆られました。これをきっかけに自分自身の会社の概要(福利厚生も含めて)と歴史を調べていこうと実践する気であります。素晴らしい本に出合えた事に誇りとして2012/01/02

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