出版社内容情報
世界経済はマネーを軸に回っている。国を破綻させ、国を統合し、バブルを助長してきたマネー。これからの世界経済をどう変えるのか?
【著者紹介】
元財務官、経済学者、国際通貨研究所理事長
内容説明
歴史的な超円高、世界金融危機、ドルの凋落…これらは本当に亡国への道なのか?激動する金融資本主義経済の歴史、問題点、将来展望を第一人者が明快に解説する。
目次
序章 パワー・シフトで変貌する国際金融の世界
第1章 激動する国際金融環境と日本の選択―デフレ、財政赤字、円高とその対策
第2章 二十一世紀型のアジア通貨危機と人民元の台頭
第3章 米国に始まった「百年に一度」の世界金融危機
第4章 ユーロ誕生と直面する試練
第5章 中南米債務危機の教訓
第6章 戦後の国際通貨制度の変遷と二十一世紀の展望―米ドル基軸通貨体制に代わるものが登場するか?
著者等紹介
行天豊雄[ギョウテントヨオ]
公益財団法人国際通貨研究所理事長。1955年東京大学経済学部卒業、同年大蔵省に入省。プリンストン大学留学、国際通貨基金、アジア開発銀行に出向などを経て、国際金融局長、財務官などを歴任。89年退官後、ハーバード大学、プリンストン大学、サン・ガレン大学の客員教授を経て、92年より96年まで東京銀行会長。95年12月に国際通貨研究所設立時に初代理事長となり、現在に至る。96年4月東京三菱銀行相談役を経て、2006年1月より三菱東京UFJ銀行特別顧問も兼務する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メルセ・ひすい
メルセ・ひすい
惣左衛門
Hiroki Ishiyama