世界経済は通貨が動かす

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  • サイズ B6判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569798646
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C0033

出版社内容情報

世界経済はマネーを軸に回っている。国を破綻させ、国を統合し、バブルを助長してきたマネー。これからの世界経済をどう変えるのか?

【著者紹介】
元財務官、経済学者、国際通貨研究所理事長

内容説明

歴史的な超円高、世界金融危機、ドルの凋落…これらは本当に亡国への道なのか?激動する金融資本主義経済の歴史、問題点、将来展望を第一人者が明快に解説する。

目次

序章 パワー・シフトで変貌する国際金融の世界
第1章 激動する国際金融環境と日本の選択―デフレ、財政赤字、円高とその対策
第2章 二十一世紀型のアジア通貨危機と人民元の台頭
第3章 米国に始まった「百年に一度」の世界金融危機
第4章 ユーロ誕生と直面する試練
第5章 中南米債務危機の教訓
第6章 戦後の国際通貨制度の変遷と二十一世紀の展望―米ドル基軸通貨体制に代わるものが登場するか?

著者等紹介

行天豊雄[ギョウテントヨオ]
公益財団法人国際通貨研究所理事長。1955年東京大学経済学部卒業、同年大蔵省に入省。プリンストン大学留学、国際通貨基金、アジア開発銀行に出向などを経て、国際金融局長、財務官などを歴任。89年退官後、ハーバード大学、プリンストン大学、サン・ガレン大学の客員教授を経て、92年より96年まで東京銀行会長。95年12月に国際通貨研究所設立時に初代理事長となり、現在に至る。96年4月東京三菱銀行相談役を経て、2006年1月より三菱東京UFJ銀行特別顧問も兼務する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

1
源 1/24.2011/12/28

メルセ・ひすい

1
15-97 この半世紀の間の世界の地底での新しいマグマの胎動!それは相互間で複雑に作用しあい次第に明瞭な大きな流れを作ってきている①経済成長のパターンの変化②金融と情報のグローバリゼーション③世界経済の重心の移動。三つの流れは交響曲の通奏低音のように、世界経済の深層を流れ、`07の世界金融危機で表層に姿を現した★歴史的な超円高、世界金融危機、ドルの凋落…。世界中で今起きている様々な経済危機の底流にある歴史のダイナミズムを解き明かすと同時に、個々の地域・国で起こったこれまでの危機について丁寧な解説を試みる。2011/12/13

惣左衛門

0
やっぱり面白いなぁ、国際金融2012/03/04

Hiroki Ishiyama

0
国際金融の教科書として良いかもしれない。近代の金融危機について分かり易く記載され、リーマンショックについても危機の拡散経路が良くわかる。国際金融、通貨に興味があれば必ず読むべき本だち思う 2012/02/26

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