PHPサイエンス・ワールド新書<br> がんになったら肉を食べなさい―がんに勝つ栄養の科学

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PHPサイエンス・ワールド新書
がんになったら肉を食べなさい―がんに勝つ栄養の科学

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569798097
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0247

出版社内容情報

なぜ、抗がん剤には限界があるのか? きちんと栄養をとって生命を維持し、いきいきと生きることを勧める、新しいがんの教科書。

【著者紹介】
新宿溝口クリニック院長

内容説明

がん患者の余命に直接かかわってくるデータは、体重と血液中のタンパク質の濃度。この二つを維持するため、がん患者は積極的に動物性タンパク質を摂取する必要がある。さらにがん細胞にはビタミンCが効く。がん細胞はブドウ糖と形が似ているビタミンCを積極的に取り込みダメージを受けるのだ。本書はこれらの理論に基づく「トータル栄養アプローチ」を紹介。抗がん剤、免疫なども取り上げ、がんとの闘い方を考える。

目次

第1章 正しく栄養わ摂るとどうなるか
第2章 がんの一生
第3章 がんと栄養
第4章 がんと戦う身体の免疫
第5章 がんへのトータル栄養アプローチ
第6章 オーソモレキュラー療法について
第7章 がんに負けないための栄養素
第8章 がんの原因
第9章 がん治療の問題点

著者等紹介

溝口徹[ミゾグチトオル]
1964年神奈川県生まれ。福島県立医科大学卒業。横浜市立大学病院、国立循環器病センターを経て、1996年、痛みや内科系疾患を扱う辻堂クリニックを開設。2003年には日本初の栄養療法専門クリニックである新宿溝口クリニックを開設する。オーソモレキュラー療法などにもとづいて構築した「トータル栄養アプローチ」で、がん、精神疾患のほか多くの疾患の治療にあたるとともに、患者や医師向けの講演会もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

晴れ女のMoeco

5
精神医学的側面でみた栄養療法については知っていたけど、がんの治療って側面からの本を読むのは初めて。他の治療を継続しながらも続けられる、っていうのがいい。貧血状態が、がん細胞の好む乳酸をたくさん生み出すとか、理論は納得できるものが多い。がん治療としては実際体験していないから、どれほど効果があるかわからないけれど。個人的には、栄養療法のおかげで、起き上がれないほどの不調も改善されたし、風邪もひきにくくなったので、試す価値はあるかと。ただ保険適応じゃないのがネックだよねぇ。2013/01/26

ヒロリーナ

2
いや~、かなり衝撃的でした、信じてたものと真逆なんだも でもがんのメカニズムが素人にもわかりやすいし、納得しながら読めました 、読みながら ドクターの温かさが伝わるがんの本でした 2012/07/10

Masataka Nabeshima

2
これは、ゲルソン食事療法などいままでの玄米菜食の食事療法をやってきた人にはある意味衝撃かもしれませんね。すごく参考になりました。この本に書いてあることが極めて自然で理にかなってる感じです。2012/06/30

ヨハネス

1
母が、がんになった人にやたら玄米菜食を勧め(押しつけ)るのが気になっていました。科学的に納得できる説ここにあり。母に読ませたかったけど、少々目が悪くなってきた母には字が小さかったらしい。残念。あ、肉食だけでなく「笑うことでがんが治る」とか「ビタミンの大量投与」とかの情報もあります。2013/07/21

kiwipop

1
以前もメガビタミン療法がもてはやされたときがあったが、再び注目を浴びているようだ。実際どれだけ効果があるのか気にはなる。2011/07/25

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