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認知症の正体―診断・治療・予防の最前線

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  • サイズ 新書判/ページ数 269p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569797120
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0236

内容説明

高齢社会の中で増え続ける認知症。その正体はどこまで分かったか。日本各地の臨床医、医学研究者、福祉従事者に広く取材し、近年、急速に進歩した認知症の医学・医療をめぐる最前線のホットで役立つ情報を提供する。治る認知症やアルツハイマー病、最近注目されているレビー小体型認知症、若年性認知症などを解説。さらに新しい治療薬やワクチン、漢方薬、原因タンパクを分解する酵素の話題にまで目配りされている。読者待望の書籍化。新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議・JCJ賞、ファイザー医学記事賞の大賞、日本認知症ケア学会・読売認知症ケア賞特別賞受賞作。

目次

第1章 どこかおかしい
第2章 どんな病気か
第3章 検査と診断
第4章 予防するには
第5章 アルツハイマー病
第6章 レビー小体型認知症
第7章 前頭側頭葉変性症
第8章 脳血管性認知症
第9章 若年性認知症
第10章 明日に向けて

著者等紹介

飯島裕一[イイジマユウイチ]
信濃毎日新聞編集委員。日本科学技術ジャーナリスト会議理事。専門は医学・医療・健康問題。1948年長野県生まれ。北海道大学水産学部卒業。信濃毎日新聞社入社後、報道部、整理部、文化部を経て1994年から現職

佐古泰司[サコタイジ]
信濃毎日新聞文化部記者。医学・医療・くらし分野を担当。1972年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。信濃毎日新聞社入社後、飯田支社、整理部、松本本社報道部を経て2007年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェリ

4
本書は信濃毎日新聞に2010年1月から同年3月まで掲載した36回の特集をまとめたもの。著者は文化部の記者二人。知っているようで実はよく分からない認知症について、一般読者にむけてかみ砕いた記事になるようつとめたとのこと。医者や専門家ではないからこそ、分からない人に分かってもらえる内容になっていると思う。イラストや図も多数ある。認知症とはまだ縁の無い人から、私のような福祉関係者まで使える一冊である。2016/03/10

白い雲。。

2
信濃毎日新聞に掲載の特集記事をまとめたもので、わかりやすく読みやすい。子どもの力を生かす「幼老統合ケア」はとても良いと思うので、今後広がってほしい。2014/12/20

YT

1
認知症の種類、発症メカニズム、2011年時点での有用なクスリとそれらが効くメカニズムについて解りやすく(少なくとも私には)まとめられていた。 認知症になった!から読むというより転ばぬ先の杖のような本。良著。2017/05/28

hicky

0
認知症に関してとてもわかりやすくまとめてあり、とても参考になった。 特に最近のレビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症について最近の知見がわかりやくすかいてあった。2015/01/08

じゃむねこさん

0
認知症理解の基本書です。医学の門外漢でも読める内容です。レビー小体型認知症の存在を初めて知りました。

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