出版社内容情報
三人の娘を世界的デザイナーに育てた母・小篠綾子の姿を、次女のコシノジュンコさんが大阪人らしいユーモアを交え面白おかしく綴る。
【著者紹介】
ファッションデザイナー
内容説明
3人の娘を世界的デザイナーに育て上げた小篠綾子のパワフルで波瀾の人生をコシノジュンコの目から綴ります。
目次
第1部 お母ちゃんの原点(コシノ家とだんじり祭り;戦火の記憶;お母ちゃん、はよ帰ろ ほか)
第2部 お母ちゃんが大切にしたこと(岸和田高校へ行け;どの指切っても痛いんやで;親は子どもとかかわりたいもの ほか)
第3部 お母ちゃんから学んだ自己流の生き方(母から娘への遺言;息子の結婚;向島、見るだけでは渡れない ほか)
著者等紹介
コシノジュンコ[コシノジュンコ]
大阪府岸和田市生まれ。文化服装学院デザイン科卒業。在学中に装苑賞を受賞。1978年よりパリコレクション。85年北京、90年ニューヨーク(メトロポリタン美術館)、94年ベトナム、96年キューバなど、世界各地でショウを開催。2005年中国歴史革命博物館(北京)においてデザイン展開催。06年「イタリア連帯の星」カヴァリエーレ章受勲。08年ワシントンD.C.でのJapan Festivalにてショウとオープニングプロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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喪中の雨巫女。
14
《私‐図書館》朝ドラ『カーネーション』の主人公のモデル。コシノ三姉妹を生み育てたパワフルなお母ちゃんの話。面白かった。2012/01/22
がいむ
12
世界的なデザイナー、コシノ三姉妹のお母さんのパワフルな人生。若くして夫を戦争で亡くされたあと女手ひとつで三姉妹を育てるために「コシノ洋装店」で働き続ける。明るくいつも人に囲まれていて、好奇心をもち続け現役で仕事をされていた姿がたくましい。”仕事というのは続けるということがいちばん大事””行動することからしか新しいものは生まれない”など力をもらえることばがたくさん^^ 2011/07/31
ayyasui1985
4
ほんとうに真剣に仕事をしていれば、愚痴を言っている時間がもったいないですから。 ゴールは常にまた新しいスタートラインになる。2023/10/17
ほっそ
3
一気読みした・・・ 関西方面の方が、「カーネーション」に熱中したのは、綾子さんがテレビによく出演してたってことですね。 ドラマがよみがえってきました。2016/10/13
ぼんくら
1
朝ドラ「カーネーション」が面白いので読んでみました。ジュンコさんが語るお母さんは、あのドラマのまんま、頑張り屋で人情があってどんどん突き進んでいく。岸和田のお母ちゃんパワフルだな~。2012/02/07