内容説明
これでもあなたは、信じますか?巷に飛びかう「陰謀説」の隅々までを検証し、真相を明らかにした、驚愕の書。
目次
序章 ゆがんだ社会にはびこる陰謀説
第1章 ユダヤ陰謀論と『シオン賢者の議定書』
第2章 トロツキー主義者の大陰謀
第3章 真珠湾攻撃陰謀説とマッカーシズム
第4章 J.F.ケネディを殺したのはオズワルド、M.モンローは自殺、ダイアナ妃は事故死
第5章 ヒルダ・マレル殺人事件と英国政府の陰謀
第6章 キリスト教の根幹を揺るがす『ダ・ヴィンチ・コード』の“真実”
第7章 9・11陰謀説をめぐる攻防
第8章 俗物議員によるデヴィッド・ケリー他殺説
終章 すべての陰謀説は子どもだまし
著者等紹介
アーロノビッチ,デビッド[アーロノビッチ,デビッド][Aaronovitch,David]
1954年生まれ。1980年代初めから、英国のラジオ、テレビ、新聞の各メディアで幅広く活躍するジャーナリスト。妻と娘3人、ケリーブルーテリアとともに、ロンドン北西部ハムステッドに暮らす。処女作『エルサレムへ船を漕ぐ』(未邦訳)は2001年マドック賞を受賞
佐藤美保[サトウミホ]
1968年、秋田県生まれ。清泉女子大学文学部英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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無頼漢チェダー
1
「シオン議定書」の捏造過程が詳しく書かれていて面白い。あと「ダ・ヴィンチ・コード」の元ネタとか。2021/03/27
Koning
0
シオン議定書から9.11にダイアナ妃の事故死にJFKの暗殺の真相からダン・ブラウンまでずらっと(笑)。何故こういうのがはびこるか?は考えさせられる。ヴェリコフスキー、デニケン、ハンコックと3バカ大将が出て来た時には頭抱えましたよ。というかこの3人のせいでかなり古代西アジア北アフリカは誤解されまくりだもんね。ボッタなので図書館推奨2011/08/26
くさてる
0
ユダヤ陰謀論から911自作自演説、ダイアナ妃謀殺説などの世に知られている陰謀論から、日本人には馴染みが無いイギリスでの事件に基づく陰謀論まで広く紹介。どうしてひとはあり得ない陰謀論を信じてしまうのかという心性、そして陰謀論が広まることによる具体的な弊害などについても考察を深めている。ちょっと訳文が読みにくい印象があった。2011/06/15
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