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出版社内容情報
大海原で天然ウナギの卵を見つけた! ウナギ産卵場調査の中心にいる「世界的ウナギ博士」が語る、金字塔樹立までの感動の物語。
【著者紹介】
東京大学大気海洋研究所教授
内容説明
ウナギは淡水魚と思っている人が多いが、実はニホンウナギは遠く数千キロも離れた太平洋のど真ん中で毎年、産卵していた。本書は、大海原で親ウナギが産卵する瞬間をピンポイントでつかまえたい、この究極の謎に挑んだ科学者たちの冒険の記録だ。度重なる失敗にもめげず、海山仮説や新月仮説や塩分フロント仮説などで絞り込み、ついに世界初、親ウナギの捕獲と天然卵の採取という金字塔樹立までの足跡を追う。
目次
第1章 ウナギと出会う
第2章 ウナギの七不思議
第3章 産卵場を求めて
第4章 小型レプトセファルス
第5章 仮説
第6章 潜水艇
第7章 プレレプトセファルス
第8章 親ウナギ
第9章 卵
第10章 資源と保全
著者等紹介
塚本勝巳[ツカモトカツミ]
海洋生命科学者。1948年岡山県生まれ。東京大学農学部水産学科卒業。東京大学大学院農学研究科修士課程修了。東京大学海洋研究所助手、助教授を経て、東京大学大気海洋研究所教授。農学博士。専門は魚類の回遊生態。世界で初めて天然ウナギの卵を採集、ニホンウナギの産卵場を特定するなど、ウナギ研究で前人未到の成果をあげてきた文字通りの「世界的ウナギ博士」である。2006年日本水産学会賞受賞、2007年日本農学賞受賞、2011年太平洋学術会議畑井メダル受賞、2012年日本学士院エジンバラ公賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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