内容説明
2時間で新選組通になれる!NHK BS時代劇「新選組血風録」の時代考証者が新選組の真実を語る。
目次
第1章 試衛館時代―近藤勇と剣士たち(多摩のがき大将近藤勇;多摩地方で流行した天然理心流 ほか)
第2章 新選組誕生―浅葱の羽織の壬生浪士(清河八郎の謀反発覚する;試衛館一門、京都に残留する ほか)
第3章 池田屋事件―一躍、名を全国にとどろかす(近藤勇の虎徹の隊士の刀;野口健司、切腹する ほか)
第4章 最強の組織―掟にそむく者は死あるのみ(屯所を西本願寺へ移転する;新選組の最強編成なる ほか)
第5章 戊辰戦争へ―土方歳三、箱館にて散る(鳥羽伏見の戦い勃発する;新選組、鳥羽伏見に惨敗する ほか)
著者等紹介
山村竜也[ヤマムラタツヤ]
1961年東京都生まれ。中央大学卒業。歴史作家。NHK大河ドラマ「龍馬伝」「新選組!」、およびNHK BS時代劇「新選組血風録」などの時代考証をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お咲さん
3
わかりやすかった。燃えよ剣や新撰組関連の小説を読んではいると、その場面がさらに臨場的に思い浮かんだ。短時間で新撰組が駆け抜けた6年間を知るにはもってこいの本2024/12/15
えみ
3
最初から最後まで分かりやすい丁寧な説明で理解しやすかったです。近藤勇の女性事情も纏めて書かれていたので役に立ちました。個人的には斎藤一の情報をもっといれてほしかったですが、それは仕方ないですね。2015/06/28
Seri
3
新選組検定を受けるために読みました。 すごく分かりやすくて、新選組を全く知らない方にもオススメです。2013/06/13
茜崎心葉
3
新撰組検定対策に。このような感情や推測をほとんど交えない歴史専門書を読むのは初めてだったので読んでいて新鮮でとても楽しかったです。ただ数少ない生き残りである永倉新八や斉藤一等のその後にも少し触れてほしかったです。それほど難しい言葉を使用していないので、私のような歴史本初心者には最適の1冊だと思います!2012/02/28
月翼堂
3
検定参考本ということで読みました。蘊蓄本にしたいのか小説にしたいのか曖昧な文章もありましたが、非常にわかりやすかったです。斎藤永倉、島田あたりくらいはその後の説明がもう少し欲しかったかなあ。2012/02/06