内容説明
荒れた高校として有名だった学校は、なぜ国際学生科学技術フェア世界第2位にまでなれたのか?大手企業人事担当者が大歓迎の卒業生を輩出する教育のすべて。
目次
序章 遅刻の多い「不良高校」が変わっていった
第1章 「挨拶」と「トイレ掃除」で顔つきが精悍に
第2章 「ものづくり」の喜びを知って、生徒が目を輝かせた
第3章 インターンシップで生徒が大きく成長した
第4章 企業から学んだ「就職に必要なこと」
第5章 就職率100%への挑戦
著者等紹介
久保田憲司[クボタケンジ]
1953年奈良県生まれ。1978年大阪工業大学工学部応用化学科卒業後、大宝工業株式会社生産管理部で工程計画等をする。1980年に退職、奈良教育大学聴講生、大阪工業大学聴講生で教職単位を取得し、教職免許を取得する。その後、奈良県小学校教員養成所入学。1982年小学校の教員となり、1985年奈良県立奈良工業高等学校に転勤、1997年奈良県立王寺工業高等学校に転勤し10年以上進路指導部長として生徒の進路指導に力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あまのじゃく慎ちゃん
2
高校生をやる気にさせる方法、なかなかわかりやすかった。面白い。やる気とか熱意とか大事やなあ。大人がその姿勢を見せることや手助けも。うちの専門学校でも、意欲の低い学生がいてるので、サポート面で何かヒントになりそうです。人材育成にも使えるいい本でした。2013/04/09
Tom Ham
2
読了!師匠の一人M澤さんから借りました。勉強になりました!就職の話で企業さんの「運動選手を育てるわけじゃないんでレギュラーでなくていいんです。補欠の子でいい子はいませんか~中略~ベンチにいて『今日も試合に出られんかった』と思っても、それでも次の日に一生懸命練習する子、そういう頑張れる子が欲しいんです」と言う言葉!最高じゃないですか!いい本に出会いました。ありがとう!2013/03/20
あむけ
2
先生自身がもの作りが大好きであること、それを伝えたいという熱意が、秘密なんだろう。2012/10/03
百万石のマルコ
2
就職させるためのテクニックではなく、生徒が社会で生きていくのに必要なことを教える。この実直さがいい。2012/01/23