世界にひとつだけの本

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569796161
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

女優・木村多江の朗読によるJFN系ラジオ番組「Sound Library~世界にひとつだけの本~」、待望の書籍化。

目次


カズノコ
ハチ
ボドニーク
ガジュマル
五千円札
雨のタクシー
小布施の北斎
リハビリ
母と二人旅〔ほか〕

著者等紹介

北阪昌人[キタサカマサト]
1963年大阪生まれ。学習院大学文学部ドイツ文学科卒。日本脚本家連盟会員。日本放送作家協会会員。ラジオドラマ脚本多数。平成19年度「プラットホーム」(東北放送)で、ギャラクシー賞選奨、文化庁芸術祭優秀賞受賞。人気ラジオドラマ「NISSANあ、安部礼司」(TOKYO FMほか37局ネット)の脚本を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いろは

12
『世界にひとつだけの本』そんな素敵なタイトルに惹かれて手にとった。さらっと読みやすくて、優しい優しい物語だった。日々に少し疲れてしまったときに、この作品を読むと心がゆっくり癒されるだろう。私は普段から男性の作家の作品を読んでるとき、男性独特の卑猥さや、男臭さを感じていたけれど、この作品では、まるで女性の作家が描いたように優しかった。それはきっと、著者自身が心にゆとりを持った、温かくてゆっくりと優しい人なのだろうと感じていた。それから、『五千円札』の物語は、他のレビュアーさんの言う通り、スッキリしなかった。2018/02/22

ぽて

6
【女優・木村多江の朗読によるラジオ番組の書籍化。彼女を通して綴られる物語。勤務先での出来事、友人・家族との関係、休暇で出かけた旅先の風景・・・どれも決して派手ではない短く小さなお話だが、温かく大きな余韻を残す。】さらりさらりと読める本。ラジオ番組の書籍化と知ってから読んだせいなのか、活字を眼で追っているはずなのに、優しい声の朗読を聞いている気分になる。そういえば、帰宅時に車の中でよく聞いていたラジオドラマがあったと思い出していたら、まさにこの人が脚本をされていると知って驚いた『NISSAN あ、安部礼司』2012/04/05

ようかい2

3
旅行会社に勤める月原加奈子のお話。最近のことから、思い出しての小学生の頃のこと、家族のことも友達や出会った人達のいろいろなこと。ひとつひとつのお話は短いけれど、とてもあたたかくなれる。読んでよかった。2011/11/30

ティパリン

2
ドライブ中に時々聴いているお気に入りのラジオ番組。頭の中ではもちろん木村多江さんの朗読に変換しつつ読んだ。やっぱり、いい。どの物語も沁みいってくる感じ。2012/01/26

lokkyu

1
一読して、タイトルが何をあわらすのか、うなずけました。どんな人にも、タイトルと同じような本があると思います。2012/02/20

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