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子どものための世の中を生き抜く50のルール

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569796017
  • NDC分類 159.5
  • Cコード C0037

内容説明

あなたの子どもを「人生の敗者」にしないために!巷にはびこる“甘ちゃん子育て論”は子どもをダメ人間にする。子どものうちから親として教えておくべき、人生の現実。

目次

人生は不公平だ。それに慣れるしかない。
実社会は、学校とはちがって君たちの自尊心のことなど気にかけてくれない。自己満足を味わう前に、何かを成し遂げることが求められる。
残念ながら、高校を出てすぐに年収六万ドルを稼ぐことはできない。副社長にもなれないし、会社から車を与えられることもない。ノーブランドのさえない制服を着るはめになるかもしれない。
何でも手に入るのがあたりまえだと思ってはいけない。
パパが何と言おうと、君はプリンセスではない。
残念ながら、夢見るもの何にでもなれるわけではない…。
学校の先生がきびしいと思うのは、いまだけ。将来の職場の上司はもっときびしい。上司には終身の地位が保証されているわけではない。だから短気で怒りっぽいことが多い。君たちが何かヘマをしでかしたときには、それについてどう感じるかをやさしくたずねてくれたりはしない。
君たちのへそなど、さほどおもしろくもない。へそばかり見て人生を過ごすな。
学校から勝ち組と負け組が消えても、人生から勝ち負けが消えてなくなることはない。
体育の先生が考える以上に、人生はドッジボールに似ている。〔ほか〕

著者等紹介

サイクス,チャールズ・J.[サイクス,チャールズJ.][Sykes,Charles J.]
ニューヨーク・タイムズ紙やウォール・ストリート・ジャーナル紙など、多数の新聞にコラムを寄稿するほか、ウィスコンシン州ミルウォーキーのWTMJ放送局でテレビ・ラジオ番組のホストを務める。ウィスコンシン政策研究所のシニアフェロー。妻と3人の子どもがいる

田口未和[タグチミワ]
1963年、北海道生まれ。上智大学外国語学部卒。新聞社勤務を経て、現在翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

べるめーる

19
「屈辱も人生の一部。うまく対処することを学べ。」「ママがどれほど颯爽としていて、校長がどれほど臆病者で、理事会がどれほど腰抜けでも、世界は君たちを中心に回ってはいない。」「オタクには親切にしておけ」「勝者には哲学がある。敗者も同じだ。」など、現実的で辛辣なルールの数々。ユーモアもあったが、思春期真っ最中の時期に大人からこれを勧められたら、逆に反抗したくなるかもしれない。自主的に読めたら、その時期を脱皮する糧になるだろう。賛否両論分かれそうなルールもあって、大人の方がいろいろ考えさせられる。2014/01/31

Goblin_Tale

2
アメリカの子供達の一面に触れることができました。想像してたよりも弱々しい子供達のありさまに驚きました。子供の自尊心を尊重しすぎても色々と問題が出てくるようですね。子供でも大人でも、自戒や自制に繋がる内容です。辛口だけど、そうなんだよなぁ、と頷ける部分が多かったです。ただ皮肉っぽいユーモアがたっぷり効いているので、反抗期まっさかりの子は素直に受け取れないかもしれませんね。反抗期を迎える前に、家の本棚にそっと置いて子供が自由に手に取れるようにしておくと良さそうです。2022/05/05

turtle

2
主にアメリカの中高生をターゲットとして書かれた本のようですが、大人が読んでも読みごたえのある内容でした。 時には辛辣に、時にはユーモアたっぷりに。 「学校から勝ち組と負け組が消えても、人生から勝ち負けが消えてなくなることはない。」2011/04/10

緑のたぬき

1
アメリカでも実社会の行き過ぎた競争とストレス社会からか、子供の世界を優しくしようとする動きがあるようだ。社会に対する接し方が書いてあり、いいおっさんが読んでも参考にはなる。おかしな社会に適合するうちに不必要であるために、すっかり忘れ去ったことが書いてあり、色々改めんといかんなあとは感じた。2020/03/24

Keiko Shimada

1
子ども向けというよりは大人に対するメッセージのようにも思える。厳しい言葉の中に生きることの意味を考えさせされる本でした。2013/09/06

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