内容説明
周囲の環境が高速で激変する今、変化に対して二の足を踏むことは死を意味する。逆に、モチベーション高く変化に挑むことができたら、どんな時代も軽々と生き抜いてゆける―。本書では、絶対化された状況を「アンフリーズ=解凍」し、「チェンジ=変化」させる誘因を提供、新たな行動が正しいと認識させて「リフリーズ=再凍結」する6つのマジックを紹介。部下を生き生きと変化させ、組織を変革する方法論をわかりやすく解説する。
目次
第1章 変化を生み出すモチベーション・マネジメント
第2章 Unfreeze/現状の確信に揺らぎを与える
第3章 Change/変化に導いて、新しい行動を引き出す
第4章 Refreeze/新たな行動が正しいと確信させる
第5章 ある若手の物語
終章 リンクアンドモチベーションでの実践例
著者等紹介
小笹芳央[オザサヨシヒサ]
1961年大阪府出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、(株)リクルート入社。2000年、(株)リンクアンドモチベーションを設立、同社代表取締役社長就任。気鋭の企業変革コンサルタントとして注目を集め、モチベーションエンジニアリングという同社の基幹技術を確立させ、幅広い業界からその実効性が支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コジターレ
5
良書。企業におけるモチベーションを学ぶ際の入門書としてオススメ。人が変わるためのプロセスについて段階を踏んだ解説、それを踏まえた事例など、構成も良く、理解しやすかった。2015/09/18
コジターレ
3
再読。一回目は良書だと思ったけど、モチベーション理論を学んだ後に読み直したら、そうでもなかった。表面的で小手先のようで、さほど参考にならない。2015/09/30
sta_kishimoto
3
「強い者が生き残ったわけではない。賢い者が生き残ったわけでもない。変化に対応したものが生き残ったのだ。」ダーウィンの名言です。どんな個人、どんな企業であろうと時代に即した変化をしていかなければ持続的な成長を望むことはできません。経営は環境適応業、よくいったものです。個人でも変わらない。今の自分から一歩踏み出すためには何かを捨てないといけない。変わると決める↓捨てるものを決める↓実際に行動する。この行動というものが曲者。考えるだけでほんと上手くいった気がして行動が伴わないことが多いのもこれまた事実。2012/03/29
あとも
2
モチベーションを生み出すステップ、アンフリーズ→チェンジ→リフリーズとそれぞれのステップでの切り口とノウハウを紹介。 部下や仲間のモチベーションアップが狙いの手法だが、18のコツは自分自身のモチベーション低下のときにも役に立つ。目新しい話ではないのだが。2015/09/03
shosho
2
変化する環境に適応することは大切と分かっていても、変化を拒む現状維持バイアスがある。変化を促す前に、現状の考え方・やり方に揺らぎを与えるアンフリーズを必要とする視点が勉強になった。2014/03/09
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