わが子に教えたい日本の心―武士道精神の源流

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わが子に教えたい日本の心―武士道精神の源流

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569795188
  • NDC分類 156
  • Cコード C0030

出版社内容情報

鎌倉幕府から西郷隆盛まで──日本人が衆知を集めてつくりあげた「武士道」精神こそ、現代日本が世界に誇るべき文化遺産なのだ。

【著者紹介】
拓殖大学客員教授

内容説明

源義経、楠木正成から西郷隆盛、三島由紀夫まで。「武士道」はいかにして日本人のDNAとなったか。

目次

第1章 源義経に見る「武士道」の理想と原型
第2章 時頼と時宗―為政者倫理としての武士道の確立
第3章 楠木正成に見る理想的武士像の完成
第4章 信長、秀吉と家康―異なる武将像とその歴史的意味
第5章 「制度化された武士道」とその守護神たち
第6章 反逆者としての江戸武士―大塩平八郎と大坂の乱
第7章 武市半平太―「君子」と志士としての江戸武士
第8章 明治から現代へと受け継がれる武士道精神
後記にかえて わが子に教えたい日本武士の心

著者等紹介

石平[セキヘイ]
1962年中国四川省生まれ。北京大学哲学部を卒業後、四川大学講師を経て、88年に神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年に日本に帰化。現在は拓殖大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KUAD

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少人数で「死ぬ覚悟で戦う」武士。義経と楠正成。どちらも平家、北条家を倒す。これが武士道の源流。その間に元寇を闘い抜いた北条時宗。また正成は義経と違い、勝ったにもかかわらず負けた側の尊氏との和睦を進言する的確な情勢分析力がある。田舎武士ではない。戦には老練かつ合理的でありながら自己保身には無頓着。それこそが「日本武士」の原点。皇室という大義に殉じることだ。忍の一字で戦国を勝ち抜いた家康は、和を重んじる日本人だ。明治期に生きた西郷や大久保もまた日本武士だ。東郷平八郎の死ぬ覚悟も同じ。太平洋戦争は一億総武士。2013/01/06

まゆまゆ

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源義経から始まった武士道精神というものを現代まで登場した歴史上の人物の行ったことにスポットを当てて解説していく。現代の武士と呼べる人が一色氏だけ、とはちょっと言い過ぎな気もするが、それだけ武士の心をもつめだった人がいないという裏返しでもあるのだろう。2012/11/20

keiトモニ

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武士とは「高貴なる者の義務」を背負って、主君に対する忠義、民衆に対する仁政、自分自身に対する修身である…。大楠公ほどの平成の新政をなさる武士は今時おらぬか。厳しい倹約を自分に課した松平定信の「自らの性欲の抑制」をせよとまでは言いませんが、心ある人は、実践せずとも内に秘めて一人でも多くの人が投票行動されたいものです。民主党に高貴なる者の義務を果たす人たちがどれほどいるのでしょうか。日本人のアイデンティティーを教えられるとは、トホホです。2012/07/14

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