スクリーンノベルス 厨房で逢いましょう

古閑 万希子【著】/ホーフマン，ミヒャエル【原案】〈Ｈｏｆｍａｎｎ，Ｍｉｃｈａｅｌ〉

講談社（2007/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 157p／高さ 19cm
• 商品コード 9784063787085
• NDC分類 913.6
• Cコード C0074

内容説明

天才と賛美される料理人・グレゴアは、人目を避けるかのように森の中にひっそりと佇むレストランを経営していた。人づき合いが苦手で、趣味も生きがいも料理だけ。そんな孤独な暮らしをしていたグレゴアは、ある日、一児の母であるエデンに出逢ったことで、人生に新たな光を見出していく―。ドイツ映画『厨房で逢いましょう』を５編の短篇に編み直したほろ苦い小説集。

著者等紹介

古閑万希子［コガマキコ］
１９７８年東京生まれ。早稲田大学卒。ビジネス誌等で映画評を連載

ホーフマン，ミヒャエル［ホーフマン，ミヒャエル］［Ｈｏｆｍａｎｎ，Ｍｉｃｈａｅｌ］
１９６１年生まれ。フランスの映画学校で学んだ後、１９８８年からＣＭを製作。１９９１年以降、フリーの脚本家、監督として活動。１９９８年、初の劇映画「Ｄｅｒ　Ｓｔｒａｎｄ　ｖｏｎ　Ｔｒｏｕｖｉｌｌｅ」を製作・監督・脚本。監督・脚本を手がけた２作目「Ｓｏｐｈｉｉｉｉ！」（０１）で２００２年ドイツ映画賞監督部門支援賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[夏花]

物足りなかった。最後に今のグレゴアさんとエデン、レオ二―、そしてパウルの再会場面がもう少し詳しく書かれると思っていたのに。何もかもがあっさりした本でした。

2014/09/08

[まりころ]

タイトルに惹かれて。ドイツ映画を編みなおした短編集。楽園にいける料理ってどんな味なんだろう。食欲と性欲はおそらく通じるところがあるのだろうけれど。不器用なシェフがなんとも。５編の短編は時間軸の順序がバラバラのようだが、果たして映画はどんなふうなのでしょう、気になります。

2009/10/17