内容説明
仕組まれた謎、驚愕の真相。北アルプスの山小屋で働く元警官の五木健司はある遭難者を救助したことがきっかけで殺人事件の真相を追うことに…傑作長篇ミステリー。
著者等紹介
大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年「三人目の幽霊」が第4回創元推理短編賞で佳作となり、98年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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初美マリン
88
太陽の周りの幻、真実を追いかけてスーパースターではなく1つ1つ気になることを追っていくそういう主人公になんか安心しました。2018/12/18
はつばあば
70
この本を手にしたのは昨日。今日、弟夫婦と甥っこが信州の山へ出かけました。山は壮大ですねぇ。そんな山で死亡事故が起きるのは山自身も辛いかと。警官の職を辞し山小屋でバイトをする主人公。たまたま助けた若者に殺人と自死の疑いが。一枚の写真を手掛かりに犯人を追い詰めるが・・・最後にえっ?となる犯人にそりゃ・・と。でも山が好きな人には読ませてくれる内容でしたよ。kindleunlimitedで2019/08/04
takaC
50
東京には悪い人が多いんだね。考えてみたら白虹も彩虹も何度も見た事あるけど吉凶と結びつけて考えた事はなかったな。2013/04/10
ゆみねこ
33
元警察官の五木は、自分のミスで若者を死なせてしまったことを悔やみ、夏場は北アルプスの山小屋で働き後のシーズンは東京で警備員として働く。山で遭難しかけた男を救ったことで思わぬ事件に巻き込まれていくが。。最後の展開はちょっと予想外でドタバタ感は否めない。2013/07/20
達ちゃん
32
山が少なめの山岳ミステリー。ですが、がっつりなミステリーで読み応えありました。2021/02/10