出版社内容情報
スワップ金融の実務を具体的かつ詳細に述べた定評ある解説書新版。計算手続き、キャッシュ・フロー表、リスク分析、契約上の法律問題から会計処理等、スワップ金融解説の決定版。
内容説明
スワップ市場はこの10年間、取引量が世界的な規模で拡大し、1989年末の通貨・金利スワップの残高は2兆ドルに迫っている。また、銀行と顧客の間の取引も急速な勢いで伸びており、銀行にとってスワップ・ビジネスとしての新たな収益機会をもたらしている。キャッシュ・フロー表、金利・為替変動によるリスクの分析表、詳細なスワップ基本契約書、会計処理の事例等々、実務に直結した生きた資料を収載した本書は、スワップ取引の本格的実務書として高い評価を得ている。
目次
第1章 スワップ商品の発展と市場参加者―概観
第2章 スワップの技術的進展
第3章 キャッシュ・フー割引と最終利回り
第4章 スワップ取引の構造
第5章 スワップの営業実践
第6章 スワップに伴うリスク分析
第7章 スワップの契約書と法的強制力
第8章 当局規制と税制
第9章 会計上の取扱い
第10章 将来の展望
付録 用語集