内容説明
栄光、失墜、そして、新生―。「MJ」の繊細でミステリアスな魂を描き出した物語。
著者等紹介
清涼院流水[セイリョウインリュウスイ]
1974年8月9日、兵庫県西宮市生まれ。小説の既存ジャンルにこだわらない「大説家」を自称する娯楽小説作家。京都大学経済学部に在学中の1996年、『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。以後、14年間で60を超える著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おかだ
48
なかなか興味深い。マイケルジャクソンの自伝…みたいなのを清涼院流水さんが書いた本。清涼院流水さんにあまり良いイメージがなかったし(失礼)マイケルジャクソンは音楽はカッコイイと心底思うけどその人物像はう~ん…て感じで。そんなんでよくこの本手に取ったなぁ、と思うのだけどとても楽しめた。私は随分とMJのことを誤解してたみたいだ。報道って怖いね。でも清涼院流水さんへの信頼が薄い為(重ね重ね失礼)、それホンマ?MJにめっちゃ肩入れしてない?みたいな疑惑も残る。自分でもうちょっと知識を掘り下げてみたくなった。2019/05/14
眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
8
清流院さんがMJを大好きなのはよ~~~っくわかりました! が、これは・・・ 以前ドキュメントでやっていた内容にちょっと兄弟の気持ちを書き加えただけのような・・・ MJは確かにすごいエンターテイナーだと思うけど、わざわざこれを書いた理由がわからない2010/12/02
T K
3
マイケルのことをよく知らなかった私としては驚きがあった。マスコミの情報をうのみにせずフィルターをかけていきたい。2015/03/18
アレ
2
小説仕立てにするにしてもソースを出してくれないと。仮にもミステリー作家なら疑惑を晴らすべくきちんと論証してくれ2012/06/26
澤水月
2
…何コレ。西寺郷太氏が書いた本ってんならまだしも。冒頭20p足らずで顎が外れたがあとは何にも…これは小説?大説?引用?再構成?MJ死後、残されたMJ資料の山を読んだ者からするとただ困惑するばかり2010/11/13