メディアが出さない世界経済ほんとうの話

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569792378
  • NDC分類 332
  • Cコード C0030

出版社内容情報

読者数20万人のメルマガを持つ著者が、最新の世界経済、国際情勢の俯瞰的見方を示す、新知識満載の緊急書下ろし。

【著者紹介】
国際情勢評論家

内容説明

メディアが偏向しているのは、当たり前だと考えなければいけない。ならばどのように現代の経済や国際情勢を理解したらよいのか?その答えがここに。

目次

まえがき―メディア偏向を裏から理解せよ
第1章 やがて破綻するドル
第2章 米国覇権が崩れ、多極型の世界体制ができる
第3章 世界のデザインをめぐる200年の暗闘
第4章 歴史各論
第5章 金融覇権をめぐる攻防
第6章 しだいに多極化に対応する中国
第7章 多極化対応で内乱続く日本

著者等紹介

田中宇[タナカサカイ]
1961年、東京生まれ。東北大学経済学部に在学中に世界を放浪し、全く違う時代感覚を生きる諸外国の人々に接する。東レ勤務後、共同通信社で記者を10年経験し、マイクロソフトを経て独立。世界のニュースを多読し、報道にかかる政治バイアスを読み解く独自の方法論で、96年からメルマガ「田中宇の国際ニュース解説」を配信。とくに2001年の米同時多発テロ事件以降、一般のニュースが偏向していると感じた人々に支持を広げ、読者は17万5千人を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

1
実は陰謀論を読むのは割りと好きなので、期待して手に取ったのだが、全体的にはあまり斬新な話はなく、なんとなくどこかで読んだような内容が多かった。唯一、沖縄の米軍基地の存在に支えられた対米従属の国是により、官僚機構が実質的に政治家より強い力を持ちえているとの指摘がよく整理されていて感心した。もしこれから思いやり予算にメスを入れる政治家が出ると、おそらく過去メディアにつぶされた者と同じ道を歩むかもしれない。しかしながら日本の民主化のためにそのような方向に進むことを切に願う。2012/11/17

k2jp

0
内容には推測も含まれるので、タイトルはちょっと攻め過ぎ。多極主義 <=> 米英中心主義…という教科書と異なるモデルで現在までの歴史を紐解いていく。日本ではあまり知られてない「上海協力機構」に焦点を当てたり、タックスヘイブンの資金力を金融兵器と捉える視点、ユダヤ商人が世界を動かすような視点も興味深い。口述筆記のような文体が読みにくかったり、推測が多いのがやや残念2013/01/09

まゆまゆ

0
メディアは偏向しているものだと理解した上で、自分なりの洞察や試論を重ねていくことが重要である、と。最後の日本の対米従属論の話はまあまあよかった。2012/11/07

スプライト

0
独自の分析で納得できる点も多い。が、ドル破綻、米国債下落のプロセスがわからない。2012/08/12

tamashi

0
米英主義と多極主義のせめぎ合い。日本は相変わらず、米英主義に従属。結構、陰謀論的な論調もありましたし、中国の首脳陣に対する評価が今ひとつなのが疑問ですが、確かにメディアにこんな話は出てきませんよね。沖縄駐留海兵隊の話は本当に意外でした。後は、著者自身が指摘するように、米英主義と多極主義の具体的な主体の特定が欲しいですね。2012/04/29

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