内容説明
人生の危機を元気に乗り切る人もいれば、逆に危機でもないのにうつ病になる人もいる。前向きにかかわる勇気を持とう!「心が疲れる社会」を生き抜くための「生き方学」。
目次
第1章 トラブルへの対処法
第2章 ストレスに耐えられる人
第3章 苦しみから逃げてもラクにはなれない
第4章 病気になりやすい性格、なりにくい性格
第5章 不満な人は完全を求める
第6章 幸せになるための感情コントロール
第7章 逆境に負けない自信のつくり方
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学准研究員を務める。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所准研究員、日本精神衛生学会顧問、ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」レギュラーパーソナリティー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よう
11
図書館本。いまつらい現実があったとしても、それはあなたのせいじゃない。いままで生きてきたんだからあなたはそれだけで素晴らしい。それが前提。2020/08/15
前田浩史
0
「逆境は一つの文化だ!」「この逆境が自分に何を教えてくれるのか?と考えれば、逆境はチャンスになる」2014/03/10
さち
0
内容は、とても勉強になりました。是非、自分を見つめる参考にしたいと思います。しかし、文章の構成として見ると、自分にとっては読みにくい文章でした。要点と具体例のまとまりと、小タイトルが合わなかったり、結びつく結論がぼやけたり…な箇所が多いのです。それさっき話した事だけでよくないか…?など。歴史上の成功者や学者の言葉を多用したり、別の言い回しを使ったりすることで、自分の主張を述べるのはいいと思いますが…数打てば当たる(どの言い回しかで読者が納得すればいいや)的に受け取りました。その分文章が長く、口説い感じです2014/01/25
ろぐすけ
0
自分に当てはまることが多すぎて泣けてくる本。大問題な人の傾向は弱さを認められない人。これは、弱さを認めた弱い人よりストレス耐性がすくなく、ヤバい人っぽい。俺もこれに当てはまりそう。ていうか、この本の文章がステキすぎてヤヴァイ。詩を読んでるみたい。接続詞が少ないからかな。こんな文章書きたいと思った。2013/03/11
Kazuki
0
図書リサイクル2/10・ 折れない心の作り方という副題を称しているこの本では、心の持ち方により逆境をどのようにでも捉え直すことができるということを説いている。自分がコントロールするのであり、コントロールされる状況を減らすことで安定した精神状態を保てることから受け身にならないことも大切だという。2019/07/09