出版社内容情報
ゆうくんが、いたずらをしてしまったはなちゃんに「ごめん」が言えなくて悩んでいると……。
そこへ、ふきだしのフッキーがやってきました。
モノの気持ちを代弁してくれるフッキー。さっそく、色々なモノの声を聞かせてくれました。
「いたい、いたい、ふまないでー!」ゆうくんが踏んづけて履いている靴の声。「うえーん、むしされたよう…」信号無視された信号機の声。「おいていかないでー」お皿に残されたブロッコリーの声。「おてがみ、ちょーだい!」郵便ポストの声……。
色々な声を聞かせてくれたフッキーは、「モノは話ができないけれど、ゆうくんは自分の気持ちを話せる。だから、仲直りをしたいなら『ごめん』って言えばいいんだよ」と教えてくれました。
はなちゃんを前にして、なかなか言い出せないゆうくんですが、フッキーが口の前にきてくれて……。
著者等紹介
ヨシダリュウタ[ヨシダリュウタ]
大阪府生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。SNSで発表するイラストが「クスッと笑えて癒される」と話題になり、2018年に初の著書である『もしもアンテナ』(KADOKAWA)を出版。現在は広告会社で働く傍ら、イラスト・漫画等の制作を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
53
読み友様からのご紹介本です📚アハハ!なんて可愛い💭のフッキー😊物が思っている事を言ってくれる。そしてはなちゃんの髪の毛を引っ張って怒られたのに素直にごめんなさいが言えなかったけど、頑張って言えたね😊2024/06/01
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
42
口にしたり、言葉にしないと伝わらない事はある。フッキーがいたら、言いにくい事もスッと言えそう。モノたちが言葉を出す話すとどんなだろう。モノたちの言葉を聞いてみたい。2022/04/30
たまきら
35
読み友さんの感想を読んで。ふふふ、こんな便利な存在がそばにいたらどんなにいいだろうな。ちょっとした勇気を持つきっかけって、こんな感じかもしれない、と思いながら楽しみました。…あと、単純に色々話すもののページが楽しい♪ガシガシ力を込めて打ち込まれている私のキーボードはなんといってるかしら…。2024/03/04
たーちゃん
28
【絵本ナビ】ふきだしのフッキーは物の気持ちを吹き出しで教えてくれます。女の子に謝りたい男の子。ちゃんと自分の言葉で言うのが大切ですね。2021/04/15
ふじ
14
読みたかった絵本。なんか159ぽいな…表現がストレートなかんじ。私はもっと行間読む物語の方が好きだけど、この方がすぐ響くのかも、ピュアな幼児には。女の子の髪をひっぱっちゃって喧嘩になった男の子が謝りたい…けど謝れない。そこに助けにやってくるふきだしのフッキー。話し合おう〜ですな。2024/02/09