出版社内容情報
「一汁三菜」や「さしすせそ」といった和食の基本から、調理法や作法、使われる食材、和食ならではのおもてなしについて学べる絵本。
内容説明
おすし、てんぷら、親子丼…日本には、おいしい料理がいっぱい。だけど、それだけじゃないんです。ほかほかのごはんに、あったかいおみそ汁、こうばしい焼き魚や味のしみた煮物など、日ごろおうちで食べている料理も伝統的な和食のひとつ。日本の文化がたっぷりつまった和食の世界をのぞいてみましょう!
著者等紹介
江原絢子[エハラアヤコ]
島根県生まれ。お茶の水女子大学家政学部食物学科卒業。名古屋大学にて教育学博士号を取得。東京家政学院大学教授を経て、同大学の名誉教授・客員教授のほか、一般社団法人和食文化国民会議代表理事・会長代行をつとめる。専門は、食文化史、食教育史、調理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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shiho♪
23
2017年刊。図書館本。小学校では日本文化の単元が多くなりました。2013年ユネスコ無形文化遺産に登録された『和食』についての知識絵本。読み聞かせには不向きで、調べ学習向きな絵本です。 『和食』と一言で言ってもその視点は色々あって、深い。自然を大切にする気持ち、一汁三菜、食事のマナー、調理の基本『五法』、だしや調味料、郷土料理、行事のごちそう、お茶と和菓子…。この本から興味を持ったテーマを掘り下げてみるのも良いかもしれませんね🍣2022/03/29
遠い日
15
「たのしいちしきえほん」シリーズ。和食はなるほど、自然と結びついた食文化だ。この和食について、マナーを含め、調理器具、調理方法、うま味、だし、味付け、地域性等々、かなり詳細な記述が知識を深めてくれる。カジュアルな普段着の和食から、ご馳走の和食まで、紹介する。2020/12/04
BEAN STARK
9
ユネスコの無形文化遺産に登録された和食。作法や文化を学べるこういう絵本は素晴らしいと思います。2017/10/18
mai
1
次女チョイスの図書館本。家庭料理やおせちなどの行事のごちそう、和食の食材、材料の切り方、お箸の持ち方など。絵が丁寧で隅々まで見たくなる。和食の図鑑のような大人にも興味深い絵本。2023/02/13
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