出版社内容情報
重力はなぜ生じるのか。重さと質量のちがい、ケプラーの3法則など、重力を知るための基本を解説。注目の重力波についても紹介します。
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
東京大学名誉教授
目次
第1章 「重さ」って何?(重さの調べかた;くらべてわかる重さの正体;地球と月で体重をはかる ほか)
第2章 重力と相対性理論(「相対性理論」って何?;重力と慣性力は同じ!;空間の曲がりによる力 ほか)
第3章 「重力波」って何だろう?(重力波;重力波の観測法;干渉を利用した観測法 ほか)
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
1945年生まれ。1974年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。1976年京都大学理学部助手、1982年東京大学理学部助教授、1990年東京大学理学部教授。1999年理学系附属ビッグバン宇宙国際研究センター長。2001年から大学院理学系研究科長・理学部長を務める。2009年より東京大学名誉教授。2016年より日本学術振興会学術システム研究センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かなた
3
重さはどこで量るかによって変わるが、質量はどこで量っても変わらない。重力波、ダークマター、相対性理論、ケプラーの3大法則など、簡単に書いてるけどなかなか難しい。人に説明できるレベルまでは理解できなかった。2020/08/05
poppo
2
重力波が観測されたニュースを知らないの?と言われて慌てて読んだ。相対性理論や重力波の正体、その観測方法もこのくらい分かりやすく噛み砕いてくれるとやっと分かる、ような気がする。2017/09/06
yasu7777
0
★★★☆☆ 渋谷2578-2802020/11/11
カフェラテレックス
0
子供にも分かりやすく、絵や図を多用して、重さとはなにか、という話から、重力波の正体や見つけ方までを解説してある。難しい話は一切省き、理解を進めていくためのエッセンスだけ濃縮して解説されている。文系の人にぜひ読んでいただきたい本。2019/05/09