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出版社内容情報
江戸時代に流行したなぞなぞ「判じ絵」を、草花、鳥、虫などのジャンルに分け、出題。解答と合わせて当時の暮らしぶりを解説する。
岩崎均史[イワサキヒトシ]
(佐藤)作家、元外務省主任分析官、(宮家)立命館大学客員教授、外交政策研究所代表
日本美術史・文化史学者、静岡市東海道広重美術館館長
内容説明
絵から推理して答えをみちびく江戸時代のなぞなぞ「判じ絵」72問。
目次
判じ絵とは
判じ絵のルール
身近な動物の巻
野生の動物の巻
植木の巻
草花の巻
鳥の巻
家の中にあるものの巻
台所にある道具の巻
食材の巻
料理の巻
おもちゃの巻
虫の巻
はちゅう類・両生類の巻
川にいる魚の巻
海にいる魚の巻
野菜の巻
果物の巻
地名の巻
著者等紹介
岩崎均史[イワサキヒトシ]
静岡市東海道広重美術館館長。1953年、北海道生まれ。國學院大学文学部卒業後、たばこと塩の博物館に勤務(主席学芸員)後、練馬区立石神井公園ふるさと文化館館長等を歴任。学習院大学、成城大学、國學院大学大学院などの非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いろ
12
9歳男児,チラッと手に取り「読まんでいい。」と言うので,「なんだ~,「にほんごであそぼ」の判じ絵コーナーが好きそうだったから借りたんだけど,そっか~。」と母(私)が言うと,「え!? ちょっと見てみる!」判じ絵と気づいてなかった模様^^; 「やっぱ見たい。」息子の図書館用本棚に片付けている。その後はノーコメントで返却日に帰って来たので,感想は不明。クイズ形式,出題部分はカラー絵で,難易度やヒントもあって,とっつきやすく楽しめる。2017/08/27
にゃも
10
動物や道具などカテゴリー別に4つほどの判じ絵が紹介されているのだが、★3レベルはなかなか手強くてついムキになってしまった。また、それぞれについての説明がわかりやすくまとめられているコラムもとても良き。江戸の人々の遊び心の一端に触れることができて楽しかった。2025/02/19
ヒラP@ehon.gohon
10
ちょっと変わった頭の体操。 ヒントがないと結構難しいかもしれません。 江戸時代風の絵をもとに言葉遊び、連想ゲームをしながら、昔の雰囲気を楽しむ本です。 江戸の暮らしについての説明が、簡潔で親しみが持てました。2016/09/20
遠い日
10
目で見る「なぞなぞ」、判じ絵。これが、実に楽しい。描かれた絵からお題を当てる。ことばや文字を直接的に相手にぶつけずに、絵にすることでワンクッション置く。その「間」にユーモアや洒落た気づかいが見える。描かれた道具や衣装から、江戸風俗や市井の暮らしがみえるのが興味深い。2016/07/29
つき
9
判じ絵のルールをしっかり読んでから挑戦すると、なんとなく判じられる(センスがないので)。ヒントのお陰で読めたもの多数!(笑) レベル1のものが判じられなくて、難しいものの方が簡単にわかったりと不思議。2019/03/07