塩―地球からの贈り物

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塩―地球からの贈り物

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  • サイズ A4判/ページ数 255p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784569785141
  • NDC分類 669
  • Cコード C0644

出版社内容情報

生命維持に欠かせないため、時には金より高く取引された塩。ウユニ塩湖など、塩が生み出される世界を紹介した写真図鑑。

【著者紹介】
写真家

内容説明

地球の地殻変動によって大地からうみだされる塩は、まさに地球からの贈り物。塩は生命維持に欠かせないため、時には金より高く取引され、国家の存亡を左右することもあった。塩に魅せられ、40数年にわたって世界中をめぐり、塩の世界を撮り続けてきた著者の集大成。ウユニ塩湖など、美しくも峻烈な大自然の写真を多数掲載。命がけで塩を得る人間のドラマにせまる。生物との関係など、塩のサイエンスをわかりやすく解説。

目次

第1章 塩は地底からの贈り物(東アフリカ大地溝帯;ダロールクレーター―塩の誕生と再生の現場 ほか)
第2章 地球の塩をとる(タウデニ岩塩鉱山―太古の湖庭にねむる宝物;塩の道と塩のキャラバン ほか)
第3章 世界の塩づくり―天日塩田で塩をつくる(マルサーラ塩田―古代ローマの塩づくり;ゲランド塩田―ソムリエの塩 ほか)
第4章 火や電気を使う日本の塩づくり(能登の揚げ浜塩田;入浜塩田―中世の塩田 ほか)
塩の科学と歴史・文化(地球の誕生と塩の誕生;海水中の塩 ほか)

著者等紹介

片平孝[カタヒラタカシ]
写真家。1943年、宮城県に生まれる。砂漠や塩の大地などをテーマに世界中を旅して、地球の壮大な姿とそこに暮らす人びとの生活を撮りつづけている。また、夜空を背景に地球の原風景を入れた幻想的な星降る大地の撮影もおこなっている。子どものころから親しんできた蔵王の自然と冬の蔵王をかざるモンスター形樹氷に魅せられたことが写真を撮りはじめたきっかけ。塩や砂漠とともに雪と氷の世界も撮影のテーマにしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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マエダ

67
日本の塩作りは、世界中でみても独特である。海水にふくまれるたった3%弱の塩を塩田の砂にくっつけて、残りの95%以上の水をどのように追い出して塩を作るかを考えてきたとのこと。当たり前の存在すぎてピックアップしづらいところに面白さは隠れている。2020/02/17

retro

2
海水塩がほとんどすべてであった日本とくらべ、世界のほとんどでは陸地の塩(岩塩、塩水湖)が使われている。ヒトを拒絶するような塩のある美しい風景と、そこで塩を利用する人の過酷な労働がある。写真集ですが、図鑑のように読みました。2016/03/15

おちおち

0
母親に勧められて読んだが、とても面白かった!世界にはこんなに塩があるのに大変貴重なものだという不思議。 塩は身近なもの。自分の中にあって外から摂るものであって。でも塩の用途はそれだけじゃなくて。奥深い。2016/02/03

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