出版社内容情報
集団的自衛権の行使容認で注目される自衛隊の役割・組織から装備品、防衛方法、訓練内容までを写真とイラストでわかりやすく解説。
【著者紹介】
帝京大学法学部教授、軍事アナリスト
目次
第1章 自衛隊の基本(自衛隊って何だろう?;なぜ戦争が起こるのか?;自衛隊の歴史 ほか)
第2章 自衛隊の役割(日本の陸を守る;日本の海を守る;日本の空を守る ほか)
第3章 自衛隊員の生活(自衛隊員の1日;さまざまな訓練;特殊な訓練 ほか)
付録
著者等紹介
志方俊之[シカタトシユキ]
帝京大学法学部教授、軍事アナリスト、東京都防災顧問。1958年防衛大学校(第2期生)卒業。京都大学大学院博士課程修了。米陸軍戦略大学卒業後、在米日本大使館首席防衛駐在官、陸上自衛隊幕僚監部人事部長、第2師団長(旭川)、防衛大学校幹事、北部方面総監(札幌)などを歴任し、1992年退官。現在、防衛問題の第一人者として、テレビ、新聞などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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punyupunyu
8
小学生向け。とても単純化して書かれています。2015/06/14
蟹
3
ハードウェアに偏らず、自衛隊の運用や法的根拠の面にも目を向けているのはよかった。そういうのを勉強する機会って、なかなかないよね、特に小学生までくらいだと。しかし挿絵の海自艦艇がどう見てもスラヴァなのとか、掃海艦の解説に「衛星を利用した精密な探知機」とあるのは???で、志方さんちゃんと監修してください。 あと、なんだな…「分かりやすい」ということと、立場によって意見の異なるテーマって、相性悪いわな。こればっかりはいかんともしがたい。 あと、これを読む子供は東日本を体験していない可能性があることに気付いて、無2017/11/12
たかひー
2
★★★ タイトル通りこども向け。内容もさらっとしているものの読みやすい。2015/07/12
SK
1
165*「敵」という言葉がやたらと出て来て好戦的。かっこよさそうに写っている戦車などの写真が掲載されていたり、かわいいイラストで戦争シミュレーション(?)があったり、児童書なのだが、子どもが読んだら「戦争カッコイイ」「自衛隊カッコイイ」なんて思ってしまいそうで怖い。『軍事力をもっていれば戦争にならない』(P.9)なんてことが書かれている。『日本が再び核兵器で攻撃されないように、日米安全保障条約をより強いものにしようと努力しています』(P.15)とあるが、日本を核兵器で攻撃したのはアメリカなのだが……。2015/07/22
アンゴ
1
突っ込み処満載な小学生向けの本。自衛隊の装備や隊員の生活などいいとして、「なぜ戦争が起こるのか」「憲法と自衛隊」「日米安保と自衛隊」「集団的自衛権」と米国絡みの説明が欺瞞と虚偽に満ちている。国力バランスが戦争回避に最も重要って言っておいて、国力が一番で世界で一番戦争してる国はどこだ?非核三原則の説明もしかり、再び日本が核被害に合わないためと日米安保の説明をしつつ、日本に核兵器を落としたのはどこの国か言及なし。やはりもう目を背けずに堂々と本当の事を言えるようにならないと真の独立は獲得できないという事か。2015/06/04