こわれる森 ハチドリのねがい

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784569784595
  • NDC分類 E
  • Cコード C8745

出版社内容情報

南米の自然の森を保つためになくてはならない存在であるハチドリの姿を、森が壊されつつある現実と絡めながら、写真と文で紹介する。

【著者紹介】
生物フォトジャーナリスト

内容説明

「ぼくたちが、この森を守るよ!」アンデスからアマゾンへと広がる原生林が、急速に消えています。森をつくるハチドリたちの心のさけびが、きこえますか?

著者等紹介

藤原幸一[フジワラコウイチ]
生物ジャーナリスト。ネイチャーズ・プラネット代表。ガラパゴス自然保護基金(GCFJ)代表。学習院女子大学非常勤講師。秋田県生まれ。日本とオーストラリアの大学・大学院で生物学を専攻し、グレート・バリアー・リーフにあるリザード・アイランド海洋研究所で研究生活を送る。その後、野生生物の生態や環境問題に視点をおいた生物ジャーナリストとして世界中を訪れ、南米アンデス山脈の雲霧林やアマゾン川流域などで、精力的に取材を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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遠い日

11
ハチドリと森と種の関係。そして、森林破壊という環境問題の深刻さを訴える。森が切り開かれ、ハチドリのエサとなる花の蜜がなくなる。ハチドリによって受粉して実をつけ、それを食べる動物たちの糞から、新しい森の命が生まれるという循環が断ち切られてしまう危機感。絶滅の危機に瀕するハチドリも出現する。小さな小さなハチドリたちが、原生林を支えてきたことが厳然とした事実として胸に迫る。2015/04/25

ハメ・ドゥースト

1
★★★「僕たちがこの森を守る」原生の森が壊れるのはあっという間。でも、元通りになるには、何千年も待たなければならない。「森が壊されても、毎日花を探しに行くよ」「森から木がなくなっても、僕たちの仕事はいつも通り森を種でいっぱいにすること」「いつか森が戻ってくることを信じて……」自分に言い聞かせるように、ハチドリはつぶやいた。「それが、僕たちが今できる、一番大切なこと」2015/11/23

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