出版社内容情報
多くの生と死を見つめたノンフィクション作家が、次男の自死に自らのあり方を問い直した心の軌跡。悲しみの中で気づいた絵本のよさを語る。
【著者紹介】
ノンフィクション作家
内容説明
事件、事庫、災害の現場で生と死を見つめてきたノンフィクション作家が、次男の死という現実に、自らのあり方を問い直した沈痛な心の軌跡。悲しみの中で出会った絵本が気づかせてくれたこと。人物ドキュメント、NHK BSプレミアムで放送中の「100年インタビュー」。番組で語られた珠玉の言葉の単行本化シリーズ!
目次
第1章 社会と向き合う(子どもへのまなざし;少年時代から学生時代 ほか)
第2章 『犠牲(サクリファイス)』がもたらしたもの(息子の死;問いかけてくるもの ほか)
第3章 心と向き合う(厳しい現実を生きる人々;不条理を生きていく道を探す ほか)
第4章 絵本は子どもを成長させ、大人も潤す(絵本との出会い;大人こそ絵本を ほか)
著者等紹介
柳田邦男[ヤナギダクニオ]
1936年、栃木県生まれ。60年、東京大学経済学部卒業後、NHKに入社。放送記者として事故や災害の現場を多数取材したことが根幹となり、退社後はノンフィクション作家として執筆活動に専念。72年、『マッハの恐怖』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞。79年、『ガン回廊の朝』で第1回講談社ノンフィクション賞。95年、精神を病んで自死した次男の生きた証をたどった『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』で第43回菊池寛賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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