出版社内容情報
「源氏物語」の女性たちは、口説き、口説かれながら、自分の心と向き合い自らを成長させていく。今も昔も変わらない恋する心とは?
【著者紹介】
詩人
内容説明
口説き、口説かれ…恋愛が女たちを成長させる。女たちのからだを抱いても、心は抱けなかった光源氏、心を抱きたいから、からだを抱けなかった薫。1000年前も現代も、恋する気持ちは変わらない。
目次
第1章 美しさをばら蒔いて近づく光源氏
第2章 ありふれた口説き方は劣化する
第3章 恋の表舞台からちょっとはずれて
第4章 女心が読めない光源氏
第5章 心の入っていない言葉は、心を口説けない
第6章 欲望一途な匂宮、相手の心を優先する薫
著者等紹介
八坂裕子[ヤサカユウコ]
詩人。東京生まれ。お茶の水女子大学附属高等学校卒業後、文学座演劇研究所修了。1967年、資生堂の会報誌『花椿』で、詩「ナポレオンと苺」が最優秀賞を受賞。以後、詩集、小説、エッセイを次々と出版し、幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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