あくたれラルフのクリスマス

ガントス，ジャック【作】〈Ｇａｎｔｏｓ，Ｊａｃｋ〉/ルーベル，ニコール【絵】〈Ｒｕｂｅｌ，Ｎｉｃｏｌｅ〉/こみや ゆう【訳】

ＰＨＰ研究所（2013/11発売）

• サイズ A4判／ページ数 32p／高さ 23X25cm
• 商品コード 9784569783567
• NDC分類 E
• Cコード C8797

出版社内容情報

あくたれねこのラルフは、クリスマスもいたずらばかり。セイラが、かわいいねこを抱っこしているのをみると、いじわるばかりして……。

内容説明

ラルフ！わるいこはプレゼントをもらえないのよ。だれだってやきもちはやきます。“あくたれ”でもね。

著者等紹介

ガントス，ジャック［ガントス，ジャック］ ［Ｇａｎｔｏｓ，Ｊａｃｋ］
１９５１年、アメリカ、ペンシルバニア州に生まれ、幼少期をバルバドスやフロリダ州などで過ごす。ボストンのエマーソン大学在籍中に、ニコール・ルーベルと出会い、１９７６年『あくたれラルフ』（童話館出版）で作家デビュー。現在は、エマーソン大学とバーモント大学で、創作児童文学を教えながら「あくたれラルフ」シリーズなどの新作を発表しつづけている。マサチューセッツ州ボストン在住

ルーベル，ニコール［ルーベル，ニコール］ ［Ｒｕｂｅｌ，Ｎｉｃｏｌｅ］
１９５３年、アメリカ、フロリダ州に生まれる。タフツ大学で絵を学び、その後、絵本作家ジェームズ・マーシャルに出会い、絵本作家を志す。評判を博した「あくたれラルフ」シリーズは、アメリカで１９９９年にテレビ番組にもなった。オレゴン州オーロラ在住

こみやゆう［コミヤユウ］
小宮由。１９７４年、東京都に生まれる。大学卒業後、児童図書出版社に勤務。その後、留学をへて、子どもの本の翻訳・編集に携わる。２００４年より東京・阿佐ヶ谷で、家庭文庫「このあの文庫」を主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Hideto-S@仮想書店 月舟書房]

原題Rotten RALPH's Rotten Christmas. セイラの家に住んでいるいたずら好きのねこラルフのところにパーシーという猫がやって来ました。内心心穏やかでないラルフは、いつもにも増してあくたれ三昧。よくまあ、いろいろ考えるもんだと思うほど、です。一緒にいると頭痛くなりそう……。ポップな絵に教訓的な要素がまったくない、ひたすら自由なストーリー。作者のジャック・ガントスさんのメッセージは「どんな失敗をしても、子どもは常に愛されるべき存在なのだと信じています」です。2013年11月初版。

2015/12/18

[yomineko＠ヴィタリにゃん]

ラルフ～～～クリスマスもめちゃくちゃ（笑）事件だ！なんとセイラの所に大人しくて可愛くてお利口さんで上品な猫が来た！パーシーちゃん。当然ラルフはやきもちを焼きまくって意地悪といたずらの限りを尽くす！！！だけどやっぱり最後はセイラに愛される。パーシーは預かり猫だったから、元のおうちに帰って行ったよ🐈

2023/09/28

[かおりんご]

読み聞かせ(173)パーシーに焼きもちを焼いちゃうラルフがかわいい。でも、いたずらはやめてほしいなぁ。クリスマス前に読まなくても、案外いけた。

2014/10/28

[アクビちゃん@新潮部😻]

【図書館】セイラと暮らしてるネコのラルフ。そこへパーシーというネコが来て「仲良くするのよ」とセイラに言われたけれども、ラルフは意地悪しちゃうんだよね〜。だって、ラルフはヤキモチ焼いてたんだもんね(≧∇≦)　うちの次男（小3）は、ヤキモチを焼くという言葉は知ってても、理解できないみたいでした。

2016/12/17

[k sato]

『あくたれに休日はない』。猫のラルフはセイラの大事なお友達。でも困ったことに、ラルフは悪たれなのです。クリスマス直前。セイラの家に、縞模様の猫・パーシーがやってきました。優しく接しようとするラルフですが全て裏目に出ます。そしてセイラがパーシーを可愛がる様子をみてジェラシー。プラレールで電車遊びしていると、ラルフはパーシーを線路に縛り付けて喜んでいます(;´Д｀)悪態の限りを尽くしたラルフ。ところが、パーシーは一時預かり猫だとラルフは気付いたのです。自分だけがセイラの猫だと安心するラルフでした。。

2024/05/03