内容説明
たった一代で松下電器(現パナソニック)をつくった松下幸之助が発見し、実践したことは?「松じい」が3人の中学生にやさしく語る、人間本来がもっている豊かに幸福に生きる力を引き出す「松下哲学」の入門書。
目次
春―素直な心で生きよう!(素直な心って、どんな心?;素直な心がなくなるとどうなる?;素直な心になる方法とは?;素直な心で、難しいこの世界を生きていく)
夏―人間について考えよう!(人間の欲望について;人間としての成功とは?;人の一生は運命で決まっているの?)
秋―戦争について考えよう!(人はなぜ戦争をするのか?;経済戦争という戦いもある;共存共栄をめざそう;衆知を集めると平和がやってくる!)
冬―宇宙の発展と人類の使命(地球は猛スピードで回っている!;人類の使命とは?;万物みなわが師)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
33
【松じい】『素直な心になる』『決してあきらめない』『自分の使命に気づく』 松下哲学を私でもわかるように話をしてくれています。ありがとうございます。2014/08/14
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
10
松下哲学を中学生向けにわかりやすくしたもの。いきなり哲学の難しいものを読むよりこちらの方から入っていった方がわかりやすいと思う。世界平和や他人をどう認めていくかなどいろいろと考えさせられました。子どもにもおすすめ。2013/06/21
むっちょむ
7
うーん、この本はあまり心に響かなかった。。。なぁんか説教くさくて私自身が「素直な心」になれなかった。でも、松下幸之助さんが偉大な哲学者だということは伝わってきたし、松下幸之助ご本人の著書をもっと読みたくなりました♪2014/08/02
権藤優希
1
もしも松下幸之助が、現代によみがえったら、子供たちにどんな話をするのだろう?というコンセプトで書かれた一冊です。 小・中学生向けとなっていますが、読んでみると、「大人にこそ読んでほしい」と思うような内容が盛りだくさんでした。 親子で一緒に読んでも楽しそうですし、学びもいろいろあるかとも思います。2018/06/20
ようこ
1
松下幸之助の哲学を中学生に伝えようという本。子どもたちと松じいの会話形式で心のあり方をわかりやすく….と、いいたいところだが、斉藤孝のガツンとシリーズのようにするか、伝記にしたほうがよかったのかも2013/04/23