出版社内容情報
学校の宿題で、けんかした友達が仲直りするための「標語」を考えることになった。でも、いくら考えてもぴったりの標語ができん……。
内容説明
ゆりとみことを、なかなおりさせる標語を考えることになった。家にかえって、かあちゃんにそうだんしてみたら、なんと、とうちゃんとかあちゃんもけんかしてるみたい。小学1~3年生向。
著者等紹介
村上しいこ[ムラカミシイコ]
三重県生まれ。『かめきちのおまかせ自由研究』(岩崎書店)で第37回日本児童文学者協会新人賞、『れいぞうこのなつやすみ』(PHP研究所)で第17回ひろすけ童話賞を受賞
市居みか[イチイミカ]
兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科卒業。音楽をつけた絵本ライブや、絵本作りのワークショップなどの活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
縞子
12
村上しいこさんのお話が大好きな息子。標語って何?と言いながら、楽しそうに読んでいた。このシリーズ、また追いかけてみよう!2022/02/03
ぼんくら
11
グループでテーマを決めて標語を考えることになったつよしたち。ゆりとみことがけんかしているのが気になっていたので「うまくなかなおりできる標語」を考えることに。村上さんらしい展開でとても良かったです。2013/08/04
プンヴァ
9
「とっておきの詩」「とっておきのはいく」が面白かったのでこちらも読みました。主人公・つよしの見事な玉ねぎ頭は、ちびまる子ちゃんの永沢くんを連想しました。性格は永沢くんとは随分違って、お調子者で優しいのですが・・・。標語って教訓めいていて作るのはあまり好きではなかったのですが、このお話は楽しかったです。2015/03/17
遠い日
8
とっておきシリーズ。標語を作ることによって気づく友情や愛情。ことばにしてみないとわからないことはある。子どもたちの心の襞。一生懸命でかわいいな。2015/02/20
おひさま家族
7
小3次男ひとり読み。詩、俳句に続くシリーズ3作目。仲直りするための標語を考える子ども達。面白かったです。2018/08/03