出版社内容情報
物が運ばれるしくみや基本的な流れを解説するとともに、生鮮食品、動物、新幹線、橋などがどのようにして運ばれているのかを紹介。
内容説明
傷みやすい花は、どこで保管しているの？生きた魚を、ねむらせて運んでいるってホント？貴重な美術品を運ぶときは、何で包んでいるの？石油を運ぶ船（タンカー）はどれくらい大きいの？物を運んだり、保管したりとさまざまな役目がある物流。あまり知られていないけれど大切な「物流」について紹介。
目次
１ そうなんだ！わたしたちの「暮らし」と「物流」（生活を支えている物流；物流の仕事は６種類）
２ なるほど！物を運ぶいろいろな手段（自転車やバイク、鉄道で運ぶ；トラックで運ぶ；貨物船で運ぶ；貨物機で運ぶ）
３ ビックリ！さまざまな物の「運ばれ方」（生鮮食品や花を運ぶ；生きている魚を運ぶ；冷凍食品を亜運ぶ；宅配便で物を運ぶ；ネット通販の商品を運ぶ；自動車を運ぶ；新幹線を運ぶ；橋を運ぶ；水族館の生き物を運ぶ；動物園の動物を運ぶ；美術品お運ぶ；現金を運ぶ；エネルギーを運ぶ）
４ わかった！物流の発展とこれから（日本の物流と発展；最新の物流システム；環境問題と物流）
著者等紹介
齊藤実［サイトウミノル］
神奈川大学経済学部教授。専門は物流論および交通論。１９５４年生まれ。法政大学経済学部卒業後、法政大学大学院社会科学科博士後期課程単位取得。株式会社日通総合研究所に入社し、交通、物流に関する国内外のプロジェクトに従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
57
巨大なサメを運ぶときは、飛行機1機を貸切ることもあるというのに驚きました。チャーター機とは、驚きです。2024/03/04
ソラーレ
10
ネットショッピングでなんでも直ぐに揃う社会。便利ですね。その要因のひとつは物流のおかげ。インターネットを利用した技術改革で劇的に物流が変わったようだ。⚫︎普段食べる生鮮品も美味しく新鮮である。収穫から保管、運搬まで保冷され続けている為。最近食料品の値段が上がっているのも物流コストの問題も大きそうだ。⚫︎普段意識していない物流業界を少し知ることが出来て面白かった。 2024/01/31
ようこ
3
「どうやって運んでいるの？」「生きた魚・動物から新幹線まで」というサブタイトルが読む気にさせる本。手段や物流の歴史や環境問題まで幅広く触れられているが、何が面白いってさまざまなものの「運ばれ方」生鮮食品や宅配便くらいはわかるが橋や水族館や動物園の生き物の運び方についてあること。マメ知識にも詳しくなれて面白い。2013/01/23
