出版社内容情報
ぼくのじいちゃんは、ある日、森の見回りに行ったきり戻らず、亡くなった。じいちゃんが残した『森おやじの日記』を開いてみると……。
内容説明
小学三年生になる春休み、たいちは、ぜんそくがよくなるようにと、田舎にあるじいちゃんの家に家族みんなでひっこしました。それからというもの、たいちは、じいちゃんが「森おやじ」とよんでいる大きなクヌギの木のところに、毎日のように連れていってもらい、そこで、いろんなことを学びます。ところがある日、じいちゃんは森の見回りに一人で行ったきりもどらず、亡くなってしまいます。お葬式の日、たいちはふとしたことから、じいちゃんがのこしていた『森おやじの日記』を発見するのですが…。小学中級以上。
著者等紹介
小原麻由美[コハラマユミ]
愛知県生まれ。名古屋市立保育短期大学卒業。保育士を経て児童文学の世界へ。第18回国民文化祭・やまがた2003にて山形県知事賞受賞。2005年、デビュー作となる『ごめんね!ダンスおばあちゃん』(国土社)がトーハン小学3年生推薦図書などに指定。2011年、『ロンとククノチの木』(PHP研究所)が第56回西日本読書感想画コンクールの指定図書(小学校中学年)に選定。日本児童文芸家協会会員。直木賞作家・志茂田景樹氏の推薦により日本文芸家クラブ会員
黒井健[クロイケン]
絵本画家・イラストレーター。1947年、新潟市に生まれる。新潟大学教育学部美術科卒。学習研究社に入社、2年間絵本の編集に携わった後、1973年に退社、フリーのイラストレーターとなる。以降、絵本・童話のイラストレーションの仕事を中心に活動。1983年、第9回サンリオ美術賞、2006年、第20回赤い鳥さし絵賞を受賞。2003年、山梨県清里に、自作絵本原画を常設する「黒井健絵本ハウス」を設立する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
あん
遠い日
ヒラP@ehon.gohon
-
- 和書
- バルザック全集 〈21〉