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出版社内容情報
戦乱の末に推古天皇の摂政となった聖徳太子は、仏法興隆による「和」の国づくりを目指した。数々の伝説を生んだその生涯を絵でたどる。
【著者紹介】
画家
内容説明
「和を以て貴しとなす」「篤く三宝を敬え。三宝とは仏・法・僧なり」推古天皇の摂政となった聖徳太子は、十七条憲法を制定し、仏教にもとづく国づくりを宣言。それは、血で血を洗う権力闘争の末に到達した境地だった。日本人の心の奥底に、今でも脈々と流れる仏教の慈悲心。その源流を探る。
目次
第1章 神と仏をめぐる争い(仏教受容をめぐる対立―天皇の前で互いを非難しあう稲目と尾輿;聖徳太子、厩にて誕生す―橘宮で幼少期を送った厩戸皇子 ほか)
第2章 物部一族の滅亡(天皇の殯で嘲笑を交わす守屋と馬子―天皇の葬儀の席で嘲りあう馬子と守屋;父用明天皇、病に死す―用明天皇の死を悲しむ天皇家一族 ほか)
第3章 蘇我氏の台頭(崇峻天皇馬子の刺客に暗殺さる―崇峻天皇に刃をふるう東漢直駒;厩戸皇子、推古天皇の摂政となる―聖徳太子の摂政就任を伝える推古天皇 ほか)
第4章 古代王制の確立(天皇に『勝鬘経』『法華経』を講義す―推古天皇に『勝鬘経』を講義する聖徳太子;大和と難波を結ぶ地に斑鳩宮が竣工―完成した斑鳩宮に入る聖徳太子一行 ほか)
第5章 仏教に殉じた太子一族(行き倒れとなった旅人を助ける―瀕死の旅人に自らの衣を掛ける聖徳太子;母と后に続いて太子死す―聖徳太子の遺言を聞く上宮王家の人々 ほか)
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