恐竜はなぜ滅んだの?絶滅の大研究―過去の大量絶滅から現在の危機まで

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  • サイズ A4判/ページ数 63p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784569781914
  • NDC分類 K457
  • Cコード C8545

出版社内容情報

地球で繰り返されてきた生物の絶滅を、リアルなイラストなどを交えて紹介する。地球環境と生物との関係を考えるきっかけになる本。

【著者紹介】
東大大学院教授

目次

第1章 大昔におこった大量絶滅(絶滅をくりかえす生物たち;絶滅を教えてくれる化石;原生代末の絶滅;大量絶滅(1)オルドビス紀末
大量絶滅(2)デボン紀後期
大量絶滅(3)ペルム紀末
大量絶滅(4)三畳紀末
大量絶滅(5)白亜紀末
絶滅を生きのびた生物
コラム―恐竜は生きている)
第2章 さまざまな大量絶滅の原因(地球外天体の衝突;スーパープルーム;超新星爆発;スノーボール・アース;コラム―進化と絶滅)
第3章 わたしたち人類と絶滅(大昔に生きていた人類;今、おこりつつある大量絶滅!?;人類による絶滅の原因;絶滅があたえる影響)

著者等紹介

磯崎行雄[イソザキユキオ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士(大阪市立大学大学院)。山口大学理学部助手、東京工業大学理学部助教授をへて2000年より現職。アメリカ地質学会フェロー。アジア、欧米、オーストラリアなど世界各地での野外地質調査を行い、付加体、造山運動、生物の大量絶滅などの研究を進めている

丸岡照幸[マルオカテルユキ]
筑波大学大学院生命環境科学研究科准教授。1999年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了、博士(理学)。ウィーン大学、ワシントン大学、大阪市立大学において博士研究員をへて、2005年筑波大学大学院生命環境科学研究科講師、2008年より現職。化学組成や同位体比組成を用いて地球で起こった・起こっている現象を理解する地球化学を専門とする

上松佐知子[アゲマツサチコ]
筑波大学大学院生命環境科学研究科准教授。2006年筑波大学大学院生命環境科学研究科博士課程修了、博士(理学)。日本学術振興会PD等をへて、2007年筑波大学大学院生命環境科学研究科助教、2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

259
地球上の生物は、これまでに5回の大量絶滅を経験している。その最後のものが、およそ6500万年前、白亜紀末のものであり、恐竜たちはこの時に絶滅した。原因は、ユカタン半島に落下した隕石によるものとする説が最も有力とされているようだ。その結果、哺乳類というか、唯一我々人類が地球上で繁栄を極めることになった。それ以前の4回の大量絶滅でも、これと似たような生物種の交代が行われたのであるが。現在の地球上に人類がいなければ、絶滅を免れた種もまた多い。マンモスしかり、ドードーしかり、モアもまたそうである。2024/11/08

ひつまぶし

3
第1章 大昔にあった大量絶滅、第2章 さまざまな大量絶滅の原因、第3章 わたしたち人類と絶滅と、シンプルな3章構成。なんとなく聞いたことあるけどよく分からない古生代、中生代、新生代という区分も大づかみに理解できる。うまくイラスト化しているけど、研究の蓄積と想像で埋めているのだと思うと不思議な気持ちになる。そんなむずかしい話ではないけど、子どもの頃に読んでもやはりよく分からなかったと思う。もともとこういう発想に向いていないのだろう。人間だけが絶滅を意識しながら生きている。意識できる以上考えねばならない。2024/11/23

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