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出版社内容情報
座禅こそ仏法の正門であり、その極意は「只管打坐」である。真実を求め、曹洞禅を日本に伝えた求道者・道元の生涯をたどります。
【著者紹介】
画家
内容説明
真の仏法においては、修行と悟りは一つであり、等しいものである。座禅こそ仏法の正門であり、その極意は「只管打坐」である。悟りを求める心すら消し去って、ただ座禅を組み、わが身と心を放りだし、仏のもとに投げ入れてしまえば、仏の側から導きがある。―真実を求め、曹洞禅を日本に伝えた求道者・道元の生涯をたどります。
目次
第1章 比叡山から建仁寺へ(8歳で母親を亡くし、仏道を志す―母の死を悲しむ幼少期の道元;比叡山の千光房に身を投じる―従者とともに良顕のもとへ向かう道元 ほか)
第2章 天童山にて大悟(船中で老典座と出会う―船に椎茸を買いにきた老典座に気づく道元;天童山にて如浄に面会する―如浄に初めて面会する道元 ほか)
第3章 山城に居を定める(明全の遺骨を抱いて帰朝す―帰朝の途中、暴風雨にあう道元の船;座禅の心と作法を『普勧坐禅儀』に著す―建仁寺で『普勧坐禅儀』を執筆する ほか)
第4章 深山幽谷を求めて(精力的に『正法眼蔵』の執筆を進める―懐奘の助けで『正法眼蔵』を執筆する道元;永平寺のもととなる寺を開く―完成した大仏寺を眺める道元とその門弟 ほか)
第5章 後事を託し、病に死す(滞留の要請を固辞して永平寺へ―鎌倉から永平寺に戻った道元師弟;上皇より紫衣を賜ったとされる伝説―上皇の使者から紫衣を賜る道元 ほか)
著者等紹介
梅田紀代志[ウメダキヨシ]
1940年京都府峰山町(現・京丹後市)に生まれる。1959年独学で絵画を学び、大阪のCM制作会社に入社しアニメーション制作に従事。その間、漫画家・川崎のぼると知り合う。1962年川崎の誘いを受け、退社して上京。フリーとなる。1963年少年雑誌の挿絵、口絵を経て広告のイラスト、乗物絵本などを描く。1975年このころから、幼児雑誌、図鑑に動物を描く。1987年このころ、光と影を基調とする近代欧米絵画の手法に立ち返り、動物画や人物画を手がけるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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