内容説明
ときどきかなしくなっちゃうの、なかまはずれにされたとき。心がつらいときどうしたらいいか、やさしく教えてくれる絵本。4~5歳から。
著者等紹介
スペルマン,コーネリア・モード[スペルマン,コーネリアモード][Spelman,Cornelia Maude]
作家、アーティスト。社会福祉学修士をもち、社会福祉活動に取り組む。その知識をもとに、子どもや家族にとっての感情の大切さを表わした児童書を多数手がけ、「わたしのきもち」シリーズ(Albert Whitman&Company刊)として出版され、賞も受賞している
パーキンソン,キャシー[パーキンソン,キャシー][Parkinson,Kathy]
作家、児童書のイラストレーター
牧野M.美枝[マキノエムヨシエ]
翻訳家。米国カリフォルニア州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
子どもが自分の感情への対処能力を身につけ、『悲しくなっても、ずっと悲しいままでない』と気付けるように・・。読みながら子どもだけでなく、大人の自分にもヒントを貰えたように感じました。悲しい気持ちを伝えることで、平常心を取り戻せる。我慢しすぎない事。2019/12/06
鴨ミール
23
動物の表情だから、悲しい気持ちを表していてもそこまで嫌な気持ちにはならない。読んであげるなら、まず親がよく読んでから、読み聞かせるといい。 「子どもが感じるすべての気持ちには、それが肯定的でも否定的でも意味があり、子どもも大人も皆同じ気持ちになると、子どもに教えましょう。」2019/12/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
19
我慢も必要だけれど、我慢ばかりしていたら心が折れてしまう。悲しい時は悲しいと言える相手を見つけよう。自分の感情を相手に伝えることは、とても大変なことだけど、上手く伝えようとせずありのままを語るといいですね。子どもが悲しんでいる時、受け止めてくれるのはまずお父さんやお母さんだよ、と知って欲しい。2019/11/18
遠い日
13
自分の感情を正直にそばの誰かに伝えることは、決して弱さのせいじゃない。悲しい気持ちを伝えて、発散して、平常心を取り戻すこと。その一連の心の動きが生きていく上でだいじなんだよと説くお話。悲しみをひとり抱え込んで悶々と苦しみ続けることは、心のバランスを崩すことにつながるのだから。子どもでもおとなでも、悲しみを抜け出す方法を身につけようと、そっと励まされた気がします。2016/02/16
2時ママ
2
次女6歳 独り読み。 2016/10/13